ランエボ生産終了、日経とNHKが破格の扱い 一時代を築いた名車「退場」に惜しむ声強く

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   日本経済新聞とNHKが三菱自動車のスポーツセダン「ランサーエボリューション」(ランエボ)の生産終了を相次ぎ報道し、ファンの間で波紋を広げている。

   ランエボは現行モデルの10代目(ランエボX)を最後に、次期モデルの開発が進んでいないことは自動車雑誌などが報じており、熱心なファンの間では既成事実となっているが、NHKが全国ニュースで取り上げるなど、破格ともいえる扱いだけに、一時代を築いたランエボの偉大さを改めて浮き彫りにした格好だ。

現行の10代目を最後に全面刷新はしない方向

20年以上愛される「ランエボ」(画像は「三菱自動車」商品サイト)
20年以上愛される「ランエボ」(画像は「三菱自動車」商品サイト)

   日経新聞は2014年3月29日付の朝刊で「三菱自動車はランサーエボリューションの生産を終了する方針を明らかにした。現行の10代目を最後に全面刷新はしない方向だ。同車で培った四輪制御技術などをプラグインハイブリッド車など主力のエコカーに生かす」と特報。「初代モデルは1992年の発売で『ランエボ』の呼び名でファンを得た。ライバルの富士重工業の『インプレッサ』と並び、ラリーで活躍したことで人気を高めた」と、生産終了を惜しんだ。

   NHKは同日の全国ニュースで、わずかにリヤを滑らせながらテストコースを疾走するランエボの迫力満点の映像とともに、「ランサーエボリューションは世界ラリー選手権で優勝を重ねるなど、国内外のレースで活躍した。世界で15万台余りを販売したが、ハイブリッド車などの人気に押され、売れ行きが落ちていることから、三菱自動車は7年前に発売した今のモデルで生産を終了する方針を固めた」と伝えた。NHKが自動車の現行モデルの生産終了をここまで詳しく報じるのは異例だ。

一連の報道について、三菱自動車は公式には何もコメントしていない

   一連の報道について、三菱自動車は公式には何もコメントしていないが、だからと言って、生産終了が「誤報」というわけでもない。ランエボが2007年発売の10代目(ランエボX)以降、次期モデルの開発が進んでおらず、2012年10月にボディーカラーを見直すマイナーチェンジを行って以来、進化が止まっているのは事実だ。ランエボは次期モデルの開発が進まず、「いずれは生産終了になるが、その時期は未定」というのが真相のようだ。

   ともに1992年のデビュー以来、ランエボのライバルはスバルインプレッサWRXだった。世界ラリー選手権だけでなく、国内ラリー、レース、ジムカーナ、ダートトライアルといったモータースポーツでランエボとインプレッサは優勝を争い、人気を二分してきた。三菱自動車と富士重工という、ともに航空機メーカーのDNAをもつ技術屋集団の自動車メーカーが切磋琢磨し、この分野では世界の追随を許さなかった。

ライバルのインプレッサは毎年改良を重ねる

   ライバルのインプレッサが毎年改良を重ね、今年は「スバルWRX」としてフルモデルチェンジするのと対照的に、ランエボが新モデルを投入せず、姿を消すことには三菱ファンはもちろんのこと、スバルファンの間でも惜しむ声は大きい。「週刊プレイボーイ」は「明暗分けたランエボとインプ」と題して、ランエボが迎えた「悲しい結末」には三菱自動車の経営問題が影響していると報じた。国内でライバルを失った最近のスバルは「BRZやWRXのベンチマークはポルシェ」と公言している。

   もちろん、技術と「走り」重視の三菱自動車が次世代スポーツモデルの開発をやめるとは考えにくい。次世代モデルはアウトランダーなどSUVをベースとしたプラグインハイブリッドの高性能エコ4WDとなる可能性が高い。

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