日曜の池袋に白昼堂々「ハーケンクロイツ」 ヒトラー誕生日に「ナチス賛美」デモ

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   中国や韓国を批判しながら「大東亜共栄圏」の復興を主張する集団が2014年4月20日午後、東京・池袋でデモ行進を行った。

   中国や韓国を批判するデモは、しばしば「ヘイトスピーチ」だとして問題にされるが、今回のデモで特異なのは、先頭集団がナチスドイツの象徴として知られるハーケンクロイツ(カギ十字)の旗を掲げ、ナチスドイツの再評価を主張したことだ。ドイツでは公の場でハーケンクロイツを掲げることは原則として違法だとされており、波紋を広げそうだ。

「大日本帝国もナチスドイツも、敗戦したからこそ悪者にされてしまった」

デモの様子はユーチューブでも公開されている。先頭集団がハーケンクロイツの旗を持っているのがわかる
デモの様子はユーチューブでも公開されている。先頭集団がハーケンクロイツの旗を持っているのがわかる

   デモは、「支那朝鮮のいない大東亜共栄圏実現・国民大行進!」と題して、「護国志士の会」を名乗る団体が主催。集合場所には、東條英機元首相らA級戦犯7人の死刑が執行された巣鴨プリズンの跡地にあたる、東池袋中央公園を選んだ。

   主催者の男性は、

「先人の功績を無駄にせず、過ちを繰り返さないために我々ができることは、支那・朝鮮を抜きにした大東亜共栄圏を実現すること」

とあいさつ。4月20日はヒトラーの125回目の誕生日にあたり、ナチスドイツについても、

「大日本帝国もナチスドイツも、敗戦したからこそ悪者にされてしまったのであり、ドイツに関しては、ナチスを賛美するだけで投獄されてしまうという状況になっている。かつて共に戦った日本が、言論の自由がある日本が、河野談話の再検証とともにナチスドイツの再検証もして、いい部分は取り入れて、名誉を挽回しようではないか」

と主張した。日本が大東亜共栄圏構想を提唱した時期に同盟国だったナチスドイツを称賛する狙いがあるようだ。主催者が主張するナチスドイツの「いい部分」が何かは必ずしも明らかではないが、シュプレヒコールの内容から判断すると、アウトバーンの建設など、主にインフラ整備の面を念頭に置いているようだ。

朝鮮日報「見るだけでぞっとする赤い旗がはためいた」

   その後、約40人が、

「支那、朝鮮のいないアジアと、仲良くしようぜ~!」
「日本はナチスドイツのいいところを見習うぞ~!」
「総統閣下ばんざーい!」

などとシュプレヒコールを上げながら約20分間にわたって公園の周辺を行進。参加者はハーケンクロイツ、日の丸や旭日旗を掲げていたが、東南アジア諸国連合(ASEAN)の連合旗、チベットの旗、台湾の民主進歩党(民進党)の旗など、デモの趣旨とは関係なさそうなものも確認できた。

   デモ行進は警察車両が先導する形で行われ、終了時にデモに抗議しようとした人と小競り合いになった以外は大きな混乱はなかった。デモの終わりには、主催者が、

「オバマ(大統領)が来日するということで、『警備の関係で、本当は日にちをずらしてほしい』と警察の方から言われていたが、『どうしても、この日(ヒトラーの誕生日)にやるしかないだろう』ということで、無理を押してお願いした。皆さんで警察の方にお礼を言いたいと思います!」

と警察にあいさつするという珍しい一幕もあった。

   このデモが近隣諸国などの反発を招くのは確実で、韓国の朝鮮日報は、

「東京の代表的繁華街の一つである池袋に、見るだけでぞっとする赤い旗がはためいた」

などと批判している。警察の対応についても

「『事前に届け出があった』との理由でデモ隊守る」

と非難した。

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