2024年 3月 28日 (木)

特典付き映画前売り券50万枚、すぐに完売 徹夜組も出る「妖怪ウォッチ」異常人気に親も子供も泣く

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   アニメ映画「妖怪ウォッチ」の前売り券を発売したところ、特典つきの50万枚が瞬く間に売れてしまった。映画の公式フェイスブックには、買えなかった人たちから「子供が泣いています」「特典は100万用意すべきだった」といった苦情が寄せられ「炎上」状態になっている。

   とにかく「妖怪ウォッチ」はゲーム、マンガ、アニメ、おもちゃとマルチな展開を図り、どれも超人気で社会現象化している。映画では2014年一番人気のディズニー「アナと雪の女王」を抜くのではないか、といったこともまことしやかにささやかれている。

「大人まで一緒に熱くなっちゃうから歯止めが利かなくなって」

   特典つきの前売り券が発売されたのは2014年7月19日。全国の映画館前には徹夜組を含めた長い行列ができた。静岡県にある映画館では「特典付きは行列した人たちだけで直ぐに完売しました」と打ち明ける。配給会社・東宝の関係者は朝、都内の映画館の行列を見て激しく驚いた、という。どうやら50万枚という数は少なくはない、と思っていたようだ。行列に並んでも買えなかった人たちは映画の公式フェイスブックのコメント欄に恨み節を綴っていて、ちょっとした「炎上」状態が続いている。

「がっかりしている小さな子、小学生、親子連れ…横浜にはたくさんたくさんいましたよ。関係者の方たちはなんとも思わないんですか?」
「大人まで一緒に熱くなっちゃうから歯止めが利かなくなって手に入れられなかった子供が泣くって事態になるんでしょ」
「徹夜しなきゃ買えないだなんて、、、。子供の為の映画じゃないの?!子供つれて、夜中や、早朝から並べない」

といった苦情がでているが、こうした子供や親はいったい特典の何が欲しかったのか。それは「妖怪メダル」と呼ばれているものだ。

   「妖怪ウォッチ」の社会現象は2013年7月に発売された「ニンテンドー3DS」専用ゲームソフトから始まった。このソフトはこれまでにメディアクリエイト調べで120万本売れている。14年7月10日に発売された第二弾の「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」は累計で約165万本となった。「妖怪ウォッチ」はマンガ、テレビアニメ、おもちゃ、関連グッズ、アーケードゲームなどメディアミックスが進んでいる。

   ストーリーは主人公の少年、天野景太がウィスパーという妖怪に出会い腕時計型のリストバンド「妖怪ウォッチ」を手に入れる。これは妖怪を発見するための特殊な光線を出す。妖怪を見つけ親しくなると妖怪はメダルに変わり、困ったことが起きた時などにそのメダルを「妖怪ウォッチ」に差し込めば妖怪が現れ、助けてくれる、といった展開になる。そうした妖怪メダルをたくさん集めることがゲームやテレビストーリーの目的の中心になっている。

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