日本医学ジャーナリスト協会賞に4件 ハンセン病番組などが受賞

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   日本医学ジャーナリスト協会 (水巻中正会長) の第3回協会賞の授賞式が2014年10月27日、東京で行われ、大賞2件、優秀賞2件が贈られた。

   大賞は映像部門が日本放送協会(NHK)制作局ディレクターの猪瀬美樹さん。作品はETV特集「僕は忘れない~瀬戸内ハンセン病療養所の島」と、書籍部門で、『献身~遺伝病FAP(家族性アミロイドポリニューロパシー)患者と志多田正子たちのたたかい』(高文研)を書いた朝日新聞編集委員の大久保真紀さん。

10年余の努力の成果

   優秀賞は、書籍部門で『納得の老後 日欧在宅ケア探訪』(岩波書店)の医学ジャーナリスト村上紀美子さん、新聞部門は、新潟日報社報道部社会保障班(石原亜矢子デスク)の認知症連載シリーズ。

   猪瀬さんの「僕は忘れない」は瀬戸内海の離島にあるハンセン病の国立療養所大島青松園が舞台だ。介護職員の子として小学校をこの島で過ごした18歳の男子大学生が旧知の元患者を訪ね、その目と会話を通して一生を隔離されたハンセン病の悲劇や過った国策を浮かびあがらせる。陶芸家の骨つぼ作り、捨てられていた解剖台などが生々しい。猪瀬さんは入局して3年目の2001年、国が敗訴した国家賠償訴訟からハンセン病に関心を持ち続け、大島青松園で小学生時代の主人公を知り、今回の番組に結実した。

   大久保さんはひょんなことからFAP患者会で献身的に世話をする志多田さんを知る。10人きょうだいでうち5人がFAPという遺伝病家系だった。薬はなく、治療機会もまれな肝臓移植しかない。いつ自分も発病するかの不安を抱えながら患者の世話をした。当初は拒否姿勢だった志多田さんが、何度も通う大久保さんに次第に病気のことや気持ちを語ってくれるようになった。遺伝病を免れた志多田さんは2月に73歳で亡くなったが、この本の出版はその2日後。猪瀬さん、大久保さんとも10年余の努力の成果だ。

   村上さんはドイツ在住3年を体験、欧州7カ国の在宅ケアを取材した。日本のケースも加え、望ましい老後像を描いている。石原さんらは2013年 9月から認知症シリーズを連載中だ。地元密着の地方紙としての観点が評価された。

(医療ジャーナリスト・田辺功)

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