自民支部がTBS記者のホテル代を肩代わり 「精算を失念」――そんな説明を信じられるか

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   TBSの記者が自民党支部からホテル代を負担してもらっていたことが分かり、問題になっている。なぜその必要があったか――。通常は、会社に出張経費として請求し、精算されるはずだからだ。

   報道によると、TBS報道局の記者は、米軍基地の移設問題を取材するために、沖縄に出張していた。

普通の会社なら、旅費精算の中で請求

   肩代わりしてもらったのは、2013年6月24日宿泊のホテル代だ。島尻安伊子参院議員(49)が代表を務める自民党沖縄県参院選挙区第2支部が「記者宿泊代」として1万5000円を支出していたことが、政治資金収支報告書などから分かった。ホテル代は、政治活動費の項目にある組織活動費に計上されていた。

   記者が泊まったのは、沖縄のビーチに面した名護市のカヌチャベイリゾートだ。記者と知り合いだった島尻議員がこのリゾートホテルを紹介したという。

   宿泊前日の23日は、沖縄の「慰霊の日」で、安倍晋三首相も参列して糸満市の平和祈念公園で開かれた沖縄全戦没者追悼式があった。記者はもしかしたら、その機会に来たのかもしれない。さらに、翌7月21日には、島尻議員の任期に伴う改選はまだなかったものの、参院選の投開票を控えていた。

   共同通信などが14年12月24日にホテル代負担について報じると、ネット上では、TBSなどを批判する声が相次いだ。

「癒着が過ぎるな...」「これじゃ、報道も甘くなる」「元を正せば税金が使われたってことでは」

   出張のホテル代にしても、普通の会社なら、旅費の中で請求できる。とすると、そもそも、記者の出張精算自体がおかしいことはないのか。

TBSは、出張経費請求があったかは答えず

   NHKの報道によると、TBSは、12月24日までに自民党支部にホテル代を支払ったとしたうえで、「社員の沖縄への出張取材にあたって宿泊ホテル代を適切に精算していなかったことが判明した」とコメントした。

   不適切な精算とは、記者がホテル代を会社に請求していたかどうかについてなのか。この点について、TBSの広報部に取材すると、「記者教育は今後徹底する所存です。それ以外のことにつきましては、お答えしておりません」と説明を拒否した。共同通信の報道によると、TBSの広報部は、ホテル代を負担してもらったことについて、「不適切と判断した」と話したというが、記者を処分するかについても、回答しなかった。

   記者はいつのどの番組のために取材していたのかなどを聞くと、広報部では、「取材や放送内容など、取材の詳細に関わることについては、お答えしておりませんが、報道内容が影響を受けたとは考えておりません」と答えた。

   島尻安伊子議員の事務所では、記者にホテル代を請求しなかったことについて、事務所で予約して支払ったものの、精算を失念していたとのコメントを発表した。記者側にはすでに支払ってもらったとして、14年分の収支報告書にその額を計上するとした。リゾートホテルを紹介したのは、沖合に基地移設が予定されている米軍のキャンプ・シュワブが一望できる場所としてだという。

   それでは、失念していたのに、なぜ「記者宿泊代」と収支報告書に上げていたのか。

   この点について、事務所に取材すると、「事務所として意思疎通がしっかりなされておらず、失念にいたった次第」とだけコメントした。

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