新国立計画ついに見直し、ラグビーW杯間に合わず 安倍首相の説得で森氏ついに「陥落」?

印刷

   「新国立競技場の現在の計画を白紙に戻します」。2015年7月17日、安倍晋三首相は首相官邸でこう明言した。

   発表は大会組織委員長の森喜朗元首相との会談直後に行われた。2019年ラグビーW杯に間に合わせるよう求めていたとされる森氏が、ついに陥落した形だ。

  • ついに「白紙に戻す」と話した安倍首相(写真は15年5月14日撮影)
    ついに「白紙に戻す」と話した安倍首相(写真は15年5月14日撮影)

「森会長にも了解をいただきました」

   安倍首相は「コストが大幅に膨らみ、アスリートからも大きな批判があった」と述べ、当初計画から約900億円増えて2520億円に膨らんだ総工費が見直しの理由だとした。

   また会見でわざわざ「森会長にも了解をいただきました」と述べた。さらに、

「ラグビーW杯には残念ながら間に合いません。しかしW杯開催に国として支援をする考えです」

と語り、森氏への格別の配慮を見せた。

   日本ラグビー協会の会長でもある森氏はこれまで、

「W杯に間に合わなくてもいい、という話になったら、あまりにもラグビーがかわいそうだ」(朝日新聞6月9日記事)

と語るなど、ラグビーW杯に間に合わせることを求めてきたとされる。

   しかし安倍首相と森氏は16日夜、17日と2日続けて会談。そこで何らかの説得が行われたとみられる。安倍首相の発表に先立ち、森氏は17日のテレビ収録で「私はこのデザインは嫌だった、生ガキみたいだから」などと語るなど、計画見直しに理解を示すようになっていた。

   菅義偉官房長官の17日夕方の会見での説明によると、安倍首相が1か月ほど前に、下村博文文科相に対して「本当に見直すことができないのか研究を進めてほしい」などと指示。これに対して下村氏が「今月中に見直しの判断をすれば、ギリギリ2020年の東京大会に間に合う」と返答したという。秋口にも政府として新たな計画をまとめる方針。ラグビーW杯については、菅氏も「現実的には間に合わない」と述べた。

ラーニング

   環境省が毎年行っている「環境にやさしい企業行動調査」では、7割の企業が経営層や従業員に対する環境教育を行っていると回答しています(平成26年度調査結果)。環境にやさしい企業活動を実践するためには、環境保全への意欲を高め、環境に関する正しい知識を身につけるための環境教育が必要です。 続きを読む

PR 2017/2/15

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報

向田邦子、阿久悠、秋元康の作品から、現代の女性像を紐解く。

「女性と文化」WEB公開講座
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中