野坂昭如さんの『絶筆』発売 「急逝の数時間前」まで取り組み

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   新潮社は2016年1月22日、15年12月9日に85歳で亡くなった直木賞作家の野坂昭如さんの作品をおさめた書籍『絶筆』発売した。タイトルの通り、野坂さんが急逝するわずか数時間前まで取り組んでいた絶筆を収録したものだ。

   野坂さんが月刊誌「新潮45」で連載していた「だまし庵日記」をはじめ、最晩年のエッセイを集めた書籍。同社は、野坂さんが亡くなる数時間前まで執筆を続けていたことから、野坂さんを「死の前日まで『断腸亭日乗』を書き継いだ永井荷風」を越えた、と表現している。

   新刊の帯には、作家の五木寛之さん(83)が「野坂昭如ノーリターン。ひとつの時代が終った」などと、野坂さんがかつて発表した楽曲のタイトルにかけた追悼のメッセージを寄せている。

   価格は1600円(税別)。

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