自民・丸山和也議員「奴隷がアメリカの大統領になるなんて...」 オバマ氏について国会発言、批判受けて急きょ「陳謝」

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   自民党の丸山和也・参院政策審議会副会長は2016年2月17日の参院憲法審査会で、アメリカのオバマ大統領について、「黒人の奴隷が大統領になるなんて考えもしなかった」などと発言した。

   これに対し、ネットでは「完全にアウトでしょ」「自民党総裁が謝罪すべき」と批判の声が高まっている。

  • 「完全にアウト」と批判が相次ぐ(写真は丸山氏。2013年2月撮影)
    「完全にアウト」と批判が相次ぐ(写真は丸山氏。2013年2月撮影)

弁護士の資格で「人権意識がない」と批判も

   審査会の議論は「二院制のあり方」をテーマに進められ、その中で丸山氏は、「今アメリカは黒人が大統領になっている。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ。奴隷がアメリカの大統領になるなんて考えもしない。(アメリカは)それだけダイナミックな変革をしていく国だ」と述べた。丸山氏はこの後、記者会見を開き「誤解を与えるような発言をしたことを大変申し訳なく思う」と陳謝した。

   文脈を見る限りアメリカのポジティブな側面を伝えたかったとみられるが、この発言は事実誤認を含んでいる。オバマ大統領の父親はケニア出身の外国人留学生という、いわば「インテリ層」で、ハワイ大学で知り合った白人女性(オバマ大統領の母)と知り合い、結婚した。「奴隷の末裔」ではない。

   ツイッターではこうした事実誤認も指摘された上、

「自民党総裁が謝罪すべきだ」
「完全にアウトでしょ」
「本当に常識が欠如している」

と批判が相次いでいる。

   丸山氏は弁護士でもあることに触れながら「人権意識がない」と指摘する向きもある。

   丸山氏は1946年、兵庫県たつの市生まれ。弁護士業やタレント業を務めながら2007年に参議院議員に出馬し、当選。文教科学委員会委員長などを歴任した。13年7月の参院選で2期目の当選を果たした。

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