6億円「金塊」をニセ警官盗んだ不可解 あの「3億円事件」への連想が...

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   福岡市内の路上で約6億円相当の金塊が白昼堂々と盗まれるという珍しい事件が起きていたことがわかった。警察官に偽装した数人の男が職務質問をする体裁で金塊入りのケースを調べるふりをし、すきを見て持ち去ったとされる。

   白バイ隊員を偽装した男に3億円が奪われた、いわゆる「3億円事件」(1968年)を想起させる手口で、驚きの声が広がっている。

  • 大量の金塊をどうやって盗んだのか(イラストはイメージ)
    大量の金塊をどうやって盗んだのか(イラストはイメージ)

発生から数カ月たっても福岡県警発表せず

   この事件は2016年12月14日に西日本新聞が最初に報じた。在福各メディアも相次いで「後追い」しているが、メディアによって、事件発生時期や盗まれた金塊の量などバラバラだ。報道を総合すると、16年春~夏頃、数人の男性が博多区内の貴金属店に金塊(約120~160キロ、約6億円相当)を売却しようと、JR博多駅の筑紫口周辺の路上かビル内で運んでいたところ、警察官の格好をした男数人が職務質問を装って「警察だ」などと話しかけてきた。男らは金塊入りのケースを渡すように指示し、内容を調べるふりをした。持ち主の男性が目を離したすきに男らは近くに停めてあった車に乗り込んで逃走。犯行グループが着用していた警察官を装った服は、後に県外で見つかり、すでに県警が押収したという。

   金塊の持ち主は、事件前日に転売目的で金塊を購入していたとされ、犯行グループは、金塊が売買されるタイミングを事前に把握していた可能性もあり、「福岡県警は組織的な巨額窃盗事件として捜査を進めている」(西日本新聞)という。

   これだけの大事件が発生から数か月も公にならなかったのは異例だ。福岡県警の広報課では、「発表事案ではない」としており、記者クラブ加盟社に対しても発表は行われていないとしており、発表しない理由も明らかにしていない。

100キロ超える金塊をどうやって盗んだのか

   今回の事件報道に伴って連想する人が相次いでいる「3億円事件」は、1968年12月に発生。白バイ隊員を装った男が企業の現金輸送車を調べるふりをして、積まれていた従業員のボーナス約3億円を盗んだ事件だ。1975年に公訴時効、88年には民事でも時効が成立し、20世紀の日本でも最大級の未解決事件として知られている。

   被害額の大きさや警察官を偽装した男による犯行といった点から、今回の事件から3億円事件を連想する人も多い。また、100キロ以上の金塊をどうやって持ち去るのか、といった疑問点も多く、ツイッターなどでは

「ルパン三世一味の仕業としか思えねえ」
「三億円事件と結びつけて一個の話にできそう」
「しかしさながら三億円事件のように金塊六億円が偽警官達によって盗まれますとは...」

といった声が相次いでいる。

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