雪まつり「魚氷」も悪趣味なのか 「魚の氷漬けリンク」でとばっちり

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   テーマパーク「スペースワールド」(福岡県北九州市)の「魚の氷漬けリンク」騒動が、遠く北海道・札幌の地まで波紋が広がっている。

   毎年2月の「さっぽろ雪まつり」に組み込まれたイベント「すすきのアイスワールド」(以下、アイスワールド)で展示されている「魚氷(さかなごおり)」という氷像。騒動をうけて、2017年の展示中止が固まったと地元紙に報じられた。主催団体はJ-CASTニュースの取材に「詳しいことは未定」としながらも、中止を否定しなかった。

  • 氷像の写真
    氷像の写真

「外部に対してコメントをする段階にない」

   「魚氷」は、氷塊の中に魚が埋め込まれているもので、1984年の第4回アイスワールドから30年以上展示され続けてきた。2016年にお披露目されたのは「竜宮城」と題する、城をかたどった作品だった。

   北海道新聞電子版の12月16日付け記事は、そんな伝統の氷像が「中止」の危機にさらされていることを伝えている。

   きっかけはスペースワールドの「魚の氷漬けリンク」騒動。氷漬けにされた5000匹の魚の上をスケートで滑るイベントをめぐり、開催直後から「悪趣味」「気持ち悪い」とネットで批判が殺到。スタートからわずか2週間後の11月27日、スペースワールドがイベント中止を発表するという経緯だった。そのスペースワールドは12月16日、2017年12月末で「諸般の事情により」閉園すると発表している。

   北海道新聞の記事によると、アイスワールドの実行委員会関係者は、騒動後に対応を協議。「来場者が不快な思いをしないように」として、17年2月のアイスワールドで魚氷を展示しない方針を固めたというのだ。

   本当なのか。J-CASTニュースが取材した委員会の担当者は、「(北海道新聞の)記事になったことは認識している」と明かす一方、中止、存続については「外部に対してコメントをする段階にない」と回答を避けた。最終判断は21日の実行委員会で決まり、後ほど委員会の公式サイトに掲載される予定だという。

   実際の魚を氷に閉じ込めるという点で、双方は共通する。しかし、人が足で踏むスケートリンクと人に眺められるだけの氷像は、まったく別物のようにも思える。これまでも、魚氷が問題になったことはなかった。

   実際、北海道新聞の記事に対し、ツイッターでも

「とばっちり」
「なんも気にしなくていいのに」
「いろいろ言われて気の毒」

との反応が寄せられた。ツイッターを見る限り、スペースワールドを「炎上」させた人々も、アイスワールドにはおおむね同情的だ。委員会が重視するのは伝統か、それとも「炎上」か。最終判断に大きな注目が集まっている。

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