ユニー・ファミマ社長「スピード交代」 「一身上の都合」の中身

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   ユニー・ファミリーマートホールディングス(以下、「HD」)は2017年2月3日、社長の交代人事を発表した。上田準二社長(70)が2月末で代表権のない取締役相談役に退き、伊藤忠商事の高柳浩二副社長(65)が3月1日社長・執行役員に就任する。17年5月の定時株主総会の承認を経て代表取締役となる。

   伊藤忠はHDの筆頭株主で、30%以上の出資比率を誇る。ファミマ、ユニーの統合を主導したことでも知られ、人事異動を通じてHDとの連携を強める狙いがあるとみられる。一方、ネットでは、上田社長退任の理由が「一身上の都合」となっていることについて、「不自然さを感じます」「体調不良かな」などの反応が寄せられている。

  • 上田社長に何があったのか(Wikimedia Commonsより)
    上田社長に何があったのか(Wikimedia Commonsより)

ますます強まる伊藤忠色

   上田氏は1970年、伊藤忠に入社。2000年にファミマへ移り、02年から社長、13年から会長を務めていた。ファミマとユニーが16年9月に統合した際に、新会社の社長に就いたばかりだった。高柳氏は1975年、伊藤忠に入社。2015年から同社副社長を務めている。16年5月からはユニーの取締役も兼務していたが、やはり伊藤忠の生え抜き色が強い。

   HDの発表によると、社長交代の理由は「経営体制の一層の強化を図るため」。取締役常務執行役員と非常勤の取締役についても、17年4月1日付けで伊藤忠から2人が出向すると発表されており、伊藤忠との連携はますます強まりそうだ。

   一方で、発表文に上田氏の退任理由が「一身上の都合」とあったため、ネットでは、

「不自然さを感じます」
「体調不良かな」
「ちょっと早すぎない?」

といった反応が相次いで寄せられている。

   ロイター通信の2月3日付け電子版記事によると、この日行われた会見で上田氏は「65歳で辞めようと思っていた」「列車を走らすところまでやった。昨年12月で70歳になったことで区切りをつける」と話したという。

   ファミリーマート広報部に、「一身上の都合」の意味を聞くと、担当者は「ホールディングスの形を作ったところでひとまず区切りをつけるための社長交代」と答え、上田氏の体調問題の憶測などについては「それはありません」と否定している。

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