横浜国立大学、サイバーセキュリティ拠点「SPIRAL」設立 量子耐性暗号や国産インテリジェンス強化
記事配信日:
2026/10/01 13:19 提供元:BIZNEWS365
横浜国立大学は2026年10月1日、研究・教育・実践を一体的に推進する「サイバーセキュリティ実践教育研究センター(SPIRAL)」を設立したと発表した。生成AIを悪用した攻撃など脅威の高度化に対応し、国産のサイバーセキュリティ技術と人材育成を目指す。
センター長は吉岡克成氏が務める。同センターは「CyRaP Lab」「NexCrypt Lab」「CyAPEX Lab」「CyLINK Lab」の4ラボで構成し、セキュリティとAIの研究、耐量子計算機暗号などの次世代暗号研究、CTFを活用した実践教育、国際標準化や事業化を一体的に推進する。本学教職員のほか客員・招聘教員47人を含む計84人が参画し、公的研究機関4機関、民間企業15社、国内外の大学・教育機関12機関が参加する。

同大学はこれまでIoTサイバー攻撃の観測データを50カ国・280組織に提供してきたほか、サービス妨害攻撃のリアルタイムアラートを国内外のインターネットサービスプロバイダに提供し、東京2020オリンピック・パラリンピックのセキュリティ監視にも貢献した実績を持つ。
今後は次世代暗号技術の社会実装や実践的教育プログラムの開発を進めるほか、SANS Instituteと連携した実践スキルトレーニングを展開する。日本のサイバーセキュリティ技術・人材を世界最高水準に引き上げ、安全で信頼できるデジタル社会の実現を目指すとしている。
https://www.ynu.ac.jp/hus/koho/021938/detail.html
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