2024年 4月 19日 (金)

深夜に真面目に工場紹介 社会見学の感動蘇る!?

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   〈第二アサ(秘)ジャーナル〉今回紹介する番組は、「第二アサ(秘)ジャーナル」。TBSの深夜バラエティ番組だ。

   今回の舞台はあつ~い三重県四日市市。暑いから冷たいそうめんでも! いやいや自分は冷や麦を食べたいわー。ということで、今回の企画は冷や麦工場見学だ。番組では「大人の社会科見学」と題し、毎回様々な工場を見学している。出演は江口ともみと浅草キッドの玉袋筋太郎と水道橋博士。

   見学先の工場は、自宅兼店舗の家族的な雰囲気の会社。三重県の大矢知地区は、日本でも有数の麺どころでその多くが家族経営なのだそうだ。

   ここでそうめんと冷や麦の違いから紹介。そうめんはつやとコシを出すために空気の冷たい冬場にしか生産できないのに対し、冷や麦は年じゅう生産できるという。確かに製造時期に偏りがないほうがいいよね。

   続いては社長さんの娘さんが小学校でまとめた自由研究「手延べそうめんの作り方」が登場。ほのぼのしてていいなぁー。生地には小麦粉、塩と水だけしか使わないのだそうだが、やはりその配合や練り上げの仕方は難しそうだ。

   練りあがった生地は「ドリル」や「のこぎり」のついた機械で、均等にまるーくのばされる。その生地を回転させながら蚊取り線香のようにカットだ。さらにひねって重ねてのばして油を塗ってと、様々な行程が続くことが紹介されていく。

   …と深夜帯にも関わらずいたってまじめな内容が展開されていく、この番組。これまでには魔法瓶やサバ缶、果てはパチンコ台製造工場に至るまで様々な物作りの現場を紹介してきた。公式サイトでは「子供の頃、一度は行った事のある社会科見学…大人になった今、その時の感動を社会部記者だからこその目線で日夜取材に励んでおります!!」との紹介も。

   深夜のお下品な番組も大好きだけど、こんな素朴な番組だってたまにはいいのでは。1回限りでなくじっくりと現場を紹介する丁寧な姿勢も好印象だ。ちょっぴり大人になった(?)気分にひたりつつ、眠りに落ちるのもたまにはおすすめだ。

                                        

べべべんべん

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