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大原麗子が「予言」していた 「1番いい死に方」

2009/8/ 7 12:15

   <テレビウォッチ>女優、大原麗子さんが自宅で亡くなっていた。死後2週間ほどたっていたといいうから、一人ひっそりと旅立っていったのだろう。62歳早すぎる死だった。

人生が女優

   番組は、ギラン・バレー症候群という難病やうつ病と闘いながら、「可愛い女」「癒しのヒロイン」といわれ、名演技でファンを魅了し表の顔の女優業を完結させた、みごとな「女の一生」を取り上げた。

   東京・世田谷の自宅で死亡していたのが分かったのは、大原さんの弟から今8月3日成城署に「2週間前から姉と連絡が取れない」と通報があったことから。

   合鍵を持っている弟の都合がついた6日夜、警察官と弟が自宅に入ったところ、2階寝室のベッドで仰向けになり死亡していた。病死の可能性が高いという。

   心に残る女優だった。映画「居酒屋兆治」では高倉健が演じた主人公をひたむきに愛する女性を演じ、NHK大河ドラマの「春日局」でも、多くを取り仕切る主人公を見事に演じたのが、今も印象に残る。

   少しも感じさせなかったが闘病生活は29歳の時から始まっていたという。そして10年前に再発し、女優業を休んでいた。

   昨2008年11月、インタビューに訪れたリポーターに、大原はインタフォン越しに、自らの死を予言するように次のように語っていた。

「再発すると言ったら、今闘病している患者さんが怖がるでしょ。だから言わなかったの……」
「最期は餓死です。遺書を残さず餓死するのが1番いいんです。修行です。修業しながら死ぬのが1番じゃないですか。お母さんが死んだら私はその方法を取るつもりです」

   ギラン・バレー症候群とはどんな病気なのか? キャスターの赤江珠緒が「死に至る病なんでしょうか?」に、中原英臣医師(新渡戸文化短大学長)は……

「末梢神経の病気です。足のほうからマヒとか筋肉が動かなくなる。大半の方は治るが、治りにくくなるとどんどん進行し呼吸筋肉がおかされ、呼吸ができなくなる。おそらく呼吸ができなくなった感じでお亡くなりになったと思う」

   スタジオではコメンテーターが感想を。

   ジャーナリストの大谷昭宏が「人生そのものが女優だったと思う。自分が再発すると言ったら、闘病中の皆ががっかりする。女優さんは、人を和ませたり、癒したり、励ましたりする仕事じゃないですか。人生でそれを演じてきた。すごい人と思う」。

   学生時代、友人の結婚式で、大原と一緒のテーブルだったという長嶋一茂も「コースターの裏にCM の『すこし愛して、ながーく愛して』のセリフを書いてくれた。年上でしたけど、ほんとに可愛い女性というイメージだった」。

文  モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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