2024年 4月 20日 (土)

「治安最悪のW杯」早くも外国人被害の強盗や大暴れ

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   11日に行われる開会式まであと4日に迫ったW杯南ア大会。日本代表チームが6日、キャンプ地であるジョージに入った。

   番組のオープニングトークで小倉智昭キャスターが、スポーツ紙をもとにサバンナの「弱肉強食」を連想させる現地の様相を伝えた。

日本宿舎ホテルは高圧電流でバリア

   まずは警備の物々しさ。日本代表の宿舎になるホテルの塀は高圧電流が流れ、触ればビリビリ感電する仕掛け。門では常時、拳銃を持った警察官が警備にあたる。

   小倉の「守りは堅いネ」に、すかさず中野美奈子アナが「ホテルのネ」と切り返した。

   このいかめしい警備はさもありなん。ヨハネスブルグで6日に行われた北朝鮮代表とナイジェリア代表の強化試合で、早くも大騒動が起きた。試合を見ようと、コピーのチケットを持ったサポーターたちが入場できずに大荒れ、けが人が出たのだ。

   さらに強盗事件も頻発している。韓国のテレビ局のデレクターが取材中の昼間、車で信号待ちをしていたところを、暴漢に窓ガラスを割られた。急発進して難を逃れたため、被害は窓ガラスだけで済んだ。

   別の韓国テレビ局のデレクターは、「南アのW杯準備~その光と影」をテーマに取材を終えて公衆トイレに立ち寄ったところ、暴漢に後ろから首を絞められ失神。そのスキにパスポートや現金を取られた。

   小倉が「ひとつだけ良いこともありました」と次のようなエピソードを披露。オーストラリアの26歳のサポーターが夜、短パン、T シャツで路上で寝ていたところ、たまたま目の前に南アの女性議員が住んでいて、「あなたそんなところで寝ていてはダメ」と家に招き入れ、あったかいシャワーを使わせてくれたという。

   標高1500メートルのヨハネスブルグの夜は冷える。それでなくとも治安は最悪。この若者は帰り際に女性議員から「生きて帰れるだけで幸せよ」と言われたという。

   アフリカ大陸初のW杯開幕。どんなハプニングが待ち構えているか……。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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