2024年 4月 26日 (金)

猪苗代湖も野口英世も喜多方ラーメンも閑散!風評被害・福島

   リポーターの井口成人が会津を訪ねた。猪苗代湖の遊覧船から磐梯山が見える。素晴らしいお天気だが、船内にはだれもいない。

「ボクだけです」

   乗船券1000円、燃料代が1回2000円 だそうだ。去年は年間5万人が来た。

   野口英世記念館(23万人)も人っ気がなく、喜多方市の人気ラーメン店もがらがらだ。店主は「日に15~20人」という。いつもなら200~300人で年間188万人だ。

   小原庄助さんの東山温泉には、意外や人がたくさんいた。が、みんな原発周辺からの避難者だった。この時期、修学旅行が必ず訪れる白虎隊の飯盛山も閑古鳥。ある旅館は「宮城の学校から修学旅行は風評被害の福島でという話があった。うれしいです」と話す。

東京のアンテナショップは支援客で大繁盛

   井口「福島イコール放射能のイメージになってるんですと地元はいう」

   司会の羽鳥慎一「福島イコール日本にもなってる」

   東ちづる(女優)「原発問題があるために心がザラザラしてしまった。出かける気にもならない。はやく収束してほしい」

   井口「原発と会津は100キロ離れてるんですよ。東京から100キロというとどこですか。静岡ですよ。何の問題もないのに、外国人も含めてキャンセルが56万人。会津若松は年間340万人だったのに」

   そんななか、『東京の福島』は大繁盛だという。八重洲観光交流会のアンテナショプ 「ふくしま」は人でいっぱいだ。「通常の3、4倍の人です。福島を応援したいというお客さんです」と館長が言う。

   羽鳥が「お客さんから不安の声はないですか」と聞いたが、これは愚問。不安な人はもともと来ないよ。

   それより井口、「政府が安全についてきちっと話ができるスポークスマンを立てるべき。風評被害について、ひとり1人が判断できるようにして」と力が入った。その通り。だれか、話の上手い人はいるだろう。民主党にだって……。 そういえば、黄門様こと渡部恒三議員は会津が地盤のはず。でも、原発誘致派だったから表に出られないか。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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