2024年 4月 25日 (木)

<今週のワイドショー>日本W杯出場でお祭騒ぎ!テレ朝「モニバド」最高視聴率で有頂天

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   オーストラリアに勝ってサッカーワールドカップ・ブラジル大会の出場を決めて欲しい…今週のワイドショーは週初めからそんなムードにあふれていた。ただ、試合の生中継はテレビ朝日系なので「モーニングバード!」は試合前から「『日本うぬぼれている』オーストラリアの新聞―『引き分け以上でW杯』で油断ないか」と取り上げたが、他の朝ワイドは「前宣伝」に与したくないとばかり、4日火曜まではさらりと触れる程度だった。

   一度は負けを覚悟した試合は、相手方のハンドというミスから本田圭佑がPKをぬかりなく決めて引き分け、日本代表はW杯出場を決めた。こうなったら、翌朝からワイドショーはお祭り騒ぎだ。平均視聴率で今年最高の38・6%を叩き出したテレ朝の「モーニングバード!」は、「本田圭佑は偉い、勝ったような気分『W杯優勝』夢じゃない!スタジオ大はしゃぎ」とまるで祝賀パーティーのような盛り上がり方となった。

はしゃぎすぎに喝入れた本田圭佑のキツ~イひと言

   他局も番組トップに持ってきたが、使える映像は限られている。そこで「本田圭佑『魂のPK』並の代表選手じゃとても狙えない土壇場でド真ん中」と本田の1打を分析したり、「ザックジャパンW杯出場決定!その瞬間『シビやスクランブル交差点』エッ、整然?」(日本テレビ系「スッキリ!!」)、「W杯の渋谷平穏『警察アナウンス』見事!サポーターからおまわりさんコール」(TBS系「朝ズバッ!」)と、「名物」となってしまった渋谷駅前のサポーター騒ぎを伝えるなど、とにかくW杯出場にからもうと懸命の番組作りとなった。

   しかし、ワイドショーのはしゃぎぶりを尻目に、選手たちは冷静だった。とりわけ「九死に一生PK」の本田は、対オーストラリア戦の日本代表チームがふがいなかったことを十分承知していた。「本田圭佑キツ~イ1発!『はしゃいでる場合じゃない』選手名あげそれぞれに課題」(「スッキリ!!」)、「本田圭佑ザック・ジャパンに喝!『もっと個人レベル上げよう』祝賀会見ムード一変(フジテレビ系「とくダネ!」)と、自分たちのはしゃぎすぎを棚に上げて伝えた。(テレビウォッチ編集部

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