<タモリ倶楽部>(テレビ朝日系)
タモリ思わず「マニアックだなあ」マイ山岳ガイド250本!登山・出演・撮影・編集…すべて一人でこなす産婦人科医

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   「かなりマニアックな匂いがする」とタモリに言われた今回の主役・吉野和彦氏は、山の登り方を紹介した映像「山岳ガイド」を一人で作っている、すでに250本にもなるという。今年は週一ペースで制作している。企画・出演・監督・撮影・編集・音効・ナレーション…すべて一人でこなすだけでも凄いのだが、クオリティーが高く、「妙義道 その葛藤」という作品は2008年国民文化祭・文部科学大臣賞を受賞している。

1台のカメラで複数アングル…1つのシーンのために何度も登ったり下りたり

   評価されているのは、「マルチアングル」と名付けた撮影技法だ。タモリは「マルチじゃない」とつっこんでいたが、1台のカメラを、下から、上から、寄りで、たまに手持ちでと撮影アングルを変え、そのたびに吉野さんはいちいち登り下りするのである。それをさも同じ登山シーンを別々のアングルで狙っているかのように編集する。カメラの回収もあるので、1回登った道を下りてカメラを持って登り、上に設置してまた下りて登山シーンを撮影する(これだけで2往復半)。

   この吉野氏は産婦人科の開業医で、週1日の休業日に撮影をしている。留学中の子供2人と妻は海外で暮らしている。「妙義道 その葛藤」には吉野氏の登山シーンに加えて家族からのビデオレターも出てくる。「守るべき家族がいる身でありながら、何の得もならない危険な撮影をして続けるその葛藤」という本人のナレーションがかぶさる。タイトルの「葛藤」とはそういう意味だったのだ。(放送10月25日深夜0時15分)

鯖世 傘晴

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