2024年 4月 20日 (土)

消費税アップに負けるな!年収500万円で7万3500円の負担増…今から始める「生活防衛作戦」

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   来年4月(2014年)から消費税が5%から8%に上がると「年収500万円の家庭での年間負担は7万3500円増えます」(近藤泰郎アナ)。生活防衛のためムダ買いを避ける事だと早稲田大学大学院・森口剛教授は言う。埼玉県川口市に住むの近藤比香留さん(35歳)の買い物を森口教授にチェックしてもらった。

スーパーでかごは2つ持つな

   スーパーの入り口で森口教授が聞く。「カートのカゴはいつもいくつですか」。近藤さんはカートの上段と下段に一つずつ2つだった。眉をしかめた森口教授はこう言う。

「カゴを多く持つ事がムダ買いの始まりなんです。ムダ買いの最も大きい要因は言い訳を自分で用意していることです。『きょうだけの特売を逃したら損する』『夫の好きな豆腐を多めに買って良く思われたい』『ケーキやシュークリームで頑張っている自分を褒めてあげる』というよなことですね」

   その近藤家にファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんが家計再生のために訪れた。丸山さんは夫婦が9日間に買い物をしたレシートをチェックする。「必要な物は○印、もっと安く変えた物は△印、不要と思う物は×印で仕分けします。夫の有一さんのコンビニ通いと、妻の比香留さんのアーモンドチョコレート買いなど改めれば、9日間で1万4451円が浮きます。1か月で約6万円、年間で72万円、3年続ければ216万円がムダ買いの代わりに溜まる訳ことになります」

1か月33日で家計予算

   消費税増税の防衛には家計簿のつけ方と発想を変えるといいと家計簿の達人石束真美さん(主婦)は言う。「ポイントは2つです。一つは1か月の家計予算の残金を中心に家計簿を付けることです。そうすると月が終わるまでにこれしかないから、買える範囲にしようと思います。もう一つは1か月を33日にするのです。1年に振り分ければ12月分の1か月がまるまる浮きます。つまり、家計費1月分が貯金できるのです」

   石束さんは毎月3万円の節約と12月の家計費などを合わせて年間40万円を貯蓄できていると言う。

(磯G)

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