2024年 4月 24日 (水)

住宅街の自動販売機で「違法ドラッグ」!警察に通報しても取り合ってもらえず

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   若者を中心に違法薬物が広がっている。合成薬物で、毒性は覚醒剤よりも強いといわれ、服用すると幻覚や意識障害が生じる。これまでは「脱法ハーブ」などと合法であるかのように言われてきたが、厚生労働省は麻薬性の強い成分を含むものを違法としており、最近は「違法薬物」と呼ぶようになった。しかし、この違法薬物は街で平然と売られ、簡単に入手できてしまう。精神科医の吉永陽子さんは「中毒になったら、治療薬はなく、依存症は一生治りません」という。

都内にわかっているだけで67件の販売店…小料理屋を装ったり、マンションの一室

   有働由美子キャスターが視聴者からのファクシミリを読んだ。「愛知県。40代の方です。『脱法ドラッグの自販機が住宅地の真ん中にあります。入浴用ハーブと書いてあるけれど、みな脱法ハーブだと知っています。近くには小学校も役所もあって、交番に通報したけれど、取り合ってもらえなかったそうです』」

   静岡県静岡市の閑静な住宅街に、今年(2014年)2月、違法ドラッグを扱う店ができた。初めはそういう店だということに住民も気付かなかったという。自治会長の竹中義久さんは販売中止の署名運動で500人以上の賛同を得たが、店側は「違法な物は販売していない。使用法の注意を呼び掛けている」と主張していまも営業は続いている。

   違法薬物に都内で目を光らせるのが東京都福祉保健局薬務課だ。このセクションで把握している違法ドラッグ販売店は67軒ある。次々と出回る薬物の成分分析のため、販売店で入手し店の様子を確認する。駅から徒歩で3分の路地裏のビルの2階にも店はあった。「店の形態はさまざまです。小料理屋風の店構えもあれば、マンションの一室なっどだったりします」と担当者は明かす。

   室井佑月(作家)「ハーブを買うお金を子供に絶対に出したらダメ。依存症になる前に、親が嫌われても止めなくちゃ」

   假屋崎省吾(華道家)「親がね、心を鬼にするしかないですよ」

(磯G)

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