2024年 4月 25日 (木)

出世する男はセックスも上手い!経営も女性扱いもマネジメント能力

   『週刊現代』の「『出世する』セックス」というタイトルを見てどう思われるだろうか。私の編集時代に「出世するお中元 出世するお歳暮」という企画を考えたことがある。その頃はまだ盆暮れに上司に「付け届け」をすることが一般的に行われていた時代であった。

   亭主もそうだが、奥さんはどんなモノを贈ったらいいか毎回頭を悩ませる。こうしたモノを贈ると亭主の株が上がり出世につながるという贈り物があれば、読者に受けるはずだ。早速、部員に企画を話してやってもらったが、若い編集者の彼には切実な問題ではなかったこともあったのだろう、出来上がった原稿はおもしろくも何ともなかった。

   だが、この企画そのものは今でも気に入っている。どこぞの週刊誌でやってみませんか。今回の週刊現代の「出世するセックス」、出来栄えはどうか。記事によれば、セックスの上手さと仕事の能力は驚くほど比例していると、女性たちは口をそろえるそうだ。どちらも「感情を持つ人間」を相手にする営みであるため、その場面その場面でさまざまな能力が必要とされるからだ。

   出世する人は相手の女性の気持ちだけでなく、一緒に過ごす時間を最初から最後まで総合的にマネジメントできなければいけないそうである。経営コンサルタントで心理コーディネーターでもある織田隼人氏がこう語っている。

<「男性は女性を『コントロール』したがりますが、コントロールとマネジメントは以て非なるものです。コントロールは工場生産の場面では有効ですが、知的生産の分野ではうまくいきません。知的生産である経営も男女関係も、部下や女性の気持ちを汲み取るマネジメントが必要です。
   具体的には、男性と女性では見えている世界が全然違うことを意識して相手を思いやること、嫌がらない範囲でやや強引に振る舞うこと、褒めながらモチベーションを上げること、これらすべてです。
   経営学者のピーター・ドラッカーは、『知的労働者は、自らの意思で参加するボランティアとして扱え』と言いました。
   これは女性に対しても同じで、『目の前の女性は、私とボランティアで遊んでくれている人だ。では、どうすればこの人がもっと自分と楽しもうという気持ちになれるのだろうか』と考えましょう」>

   都内で働く25歳のOLは会社の取締役(54歳)と不倫中だそうだが、彼女の言葉がいい。<「自分がしたいことをする男は二流だけど、こちらがしてほしいことをする男は一流ですよね」>

   まことにその通りであるが、なかなか難しい。セックスも仕事の上での人間関係もコミュニケーションやマネジメントが大切というのは何となくわかるが、当たり前すぎてもうひと工夫ほしかったと思う。

向井理、西島秀俊、ダルビッシュ有はなぜモテる?そろって婚約や交際公開

   向井理、西島秀俊、ダルビッシュ有は当代のモテ男だそうである。その3人がそろって婚約や交際中だと公表したから、女性たちから悲鳴が上がったそうだ。

   ゲゲゲとちゅらさんの結婚と『週刊新潮』が書いている向井理(32)と国仲涼子(35)。12月下旬(2014年)に入籍すると伝えられているそうだ。向井と国仲の交際が始まったのは2年前に遡るとスポーツ紙の芸能担当がこう語っている。

<「最初は向井の事務所は2人の結婚に反対していたと聞いています。『1年待て』と言われ、1年たったら『もう1年待て』と言われたようです。しかし、国仲はもう35歳。子供を産むなら早いに越したことはない、すでに2年待ったので、もういいだろうと結婚に踏み切ったのだと思います。
   国仲は3歳年上ですが、どちらかといえば引っ張っていってもらいたいタイプ。向井は気の強い性格ですが、前々から『結婚するなら、自分と違うタイプが良い』と言っていました。そういう意味で控えめな国仲と向井の相性は良かったのだと思いますね」>

   お次は結婚したい男ナンバーワンの西島秀俊(43)。『週刊文春』によれば10月19日の報道各社宛のファクスで結婚を報告したという。2人については、『フライデー』(5月2日号)が渋谷区にある瀟洒なマンションで西島が彼女と半同棲生活を送っていると報じた。3年間の交際が実を結んだのだ。

   フライデーが張り込みに成功した当時、彼女は某自動車メーカーのコンパニオンだった。だが、彼女は学生時代にはカメラ小僧の間でちょっと名の知られた地下アイドル的存在だったそうである。<「女子大生イベントコンパニオンとして有名でしたが、素人カメラマンを集めた撮影会もやっていて、まるでアイドルみたいでした」(地下アイドル事情通→こんなのがいるんだね)>

   「16歳下とはいえ、ハードボイルドなイメージの西島の妻としては少し軽薄なようにも」と週刊文春は心配してるが、2人には余計なお節介であろう。

   ダルビッシュ有(28)も女性関係なら西島、向井にひけはとらない。これまでもプロゴルファーの古閑美保、明日花キララや横山美雪といったAV女優、フジテレビの加藤綾子アナとのデートなど、さまざま報じられている。だが、今度のはちと違う。バツイチだが元レスリング世界王者の山本聖子(34)なのだ。ダルのツイッターに仲良く抱き合っている2人が写っている。

   山本のところはレスリング一家だ。父親の郁榮氏はミュンヘン五輪の代表選手、姉は美憂で兄はKIDである。聖子は4度の世界選手権制覇をしている。このレスリング一家にダルの血が入れば、どんな凄い子どもが生まれるか。父・郁榮氏に、「お孫さんを期待しているのでは?」とインタビューをしている。

<「ははは、そんなの思ってないよ(笑)。
   ただ、イラン(ダルの父親はレスリングが国技のイラン人=筆者注)はアジア圏でも(レスリングが)一番強い。遺伝子的に見たら、(ダルは)もう最高ですよ。才能というのは遺伝がベースだから。遺伝的な良さがない人がいくら努力しても、ある程度のところまでしかいけない。世界で優勝するか二番手になるかの違いはそこです」>

   なにしろ、聖子の全盛期は後輩の吉田沙保里が歯がたたないほど強く、吉田との通算成績も5勝5敗の五分。吉田が119連勝する前に最後に負けたのも聖子だった。

   ダルもそろそろ自分の父親の遺伝子をどう受け継いでいったらいいのか、考え始めたのだろうか。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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