2024年 3月 30日 (土)

イルカ見たけりゃ海に出かけよう!水族館で見物する時代なのかどうか・・・

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   和歌山・太地町の追い込み漁で捕獲したイルカを水族館が購入していることで、世界動物園水族館協会(WAZA)から会員資格を停止された日本動物園水族館協会(JAZA)は、購入をやめWAZAに残留することを決めた。JAZAは加盟152施設(水族館63、動物園89)に「WAZAに残留するか脱退するか」の投票を求め、残留99票、脱退43票、無効10票となった。

日本動物園水族館協会脱退して追い込み漁イルカ購入か

   JAZAに加盟している水族館の多くは追い込み漁で捕獲したイルカを購入していて、今後は水族館で繁殖させるしかなくなるが、繁殖させるには資金や技術、人材などの面で困難が多い。JAZAを脱退して、太地町のイルカを購入する水族館が出てくる可能性もある。

   根本的には、追い込み漁そのもの残酷性が問われているのだが、評論家の宇野常寛は「これは戦った方がいい。ヨーロッパでも闘牛や競馬とかが戦っている。一つの文化なので、国際発信して理解を求めていくしかない」という。

   おおたわ史絵(内科医)「イルカだけが残酷だというのは納得いかない話ですよね。ただ、これから先、食用以外に捕獲するのは意味があるのかとは思います。観賞用やイルカショーをすることが重視される時代なのかどうか。どこにでも行ける時代になったのですから、生息している場所に行って見るということは決して悪いことではないですよ」

文   モンブラン
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