エナジードリンク致死量は?危ないコーヒーや眠気覚まし錠剤との併飲
2015.12.22 13:07
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九州に住む20代の男性がカフェインを含むエナジードリンクなどを摂取しすぎて中毒死した。深夜勤務のドライバーや受験勉強の学生などに愛飲者は多い。遺体解剖した福岡大法医学教室の久保真一教授は「エナジードリンクなどをいろいろな形で併用したり複数回使用することで中毒に陥ることを知ってほしい」と警告している。
カフェイン中毒死の男性、深夜勤務後に急死
死亡した男性はガソリンスタンドの深夜勤務で、家族の話によると、1年ほど前から勤務中の眠気を覚ますために市販のエナジードリンクを飲んでいて、過去3~4回ほど吐いたことがあったという。
男性は亡くなる1週間前から体調不良で、勤務を終え帰宅後に嘔吐して意識不明となり、病院に救急搬送され死亡が確認された。久保教授は「カフェインがたくさん検出されたので驚きました。分析したら致死濃度に達していたのでカフェイン中毒死という診断をしました。胃の内容物に(カフェインの)錠剤と思われるつぶれた粉のようなものもありました」と話す。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト