<「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」>(フジテレビ系)
古臭い?暗すぎる?効きすぎた「泣けるドラマ」の前宣伝・・・なかなか素敵な切ないラブストーリー

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   「東京ラブストーリー」「最高の離婚」「問題のあるレストラン」など数々の名作を世に送り出した坂元裕二が脚本を手掛けたせつない群像ラブストーリーだ。有村架純、高良健吾が主演する。

   杉原音(有村架純)は幼い頃に母親を亡くして、北海道の養父母(柄本明・大谷直子)に預けられる。生活は貧しく、養父がクリーニング店で働き、養父から25歳も年上の資産家(安田顕)との結婚を強制されている。

   そんな音のところへ曽田練(高良健吾)が訪ねてくる。練の友人・晴太(坂口健太郎)が北海道に旅行中に音のバッグを置き引きし、練はバッグの中に手紙を見つけ返しに来たのだ。

   こうして2人は出会い、いろいろあって、初回ラストは2人で東京に行くのだが、これまたいろいろあって離ればなれになってしまう。そこから1年が経ち、音は東京で生活しているが、練とはまだ再会できていないという内容だった。

話題作りにしても「長すぎるタイトル」

   養父役の柄本明が凄い。音と練が一緒にいるところを結婚させようとしている資産家に見られて破談になったことに怒り、音が大切にしている母親の遺骨をトイレ流してしまう。遺骨を流し、トイレから平然と出てくる養父に、そんなことをする人間がいるわけないと思いながらも、柄本明の演技が凄すぎて、余計に寒気を覚えた。

   練には付き合っている女性・日向木穂子(高畑充希)がいて、黒い下着姿も見せていた。練と付き合っていながらも、不倫しているという設定らしい。そのほか、AAAの西島隆弘、森川葵といった若手に加え、八千草薫、田中泯、小日向文世らベテランも出演するのは楽しみだ。手嶌葵が歌う「明日への手紙」もいい。透明感のある声がドラマにぴったりだ。

   初回視聴率は11・6%。SMAPの生謝罪の前の番組で、「SMAP×SMAP」待ちの視聴者もいたはずなのにこの数字は残念。いいドラマだと思うのに、20代の後輩は「古臭い」「暗すぎる」という。前宣伝で「泣けるドラマ」を強調したのが裏目に出たかも。とにかくタイトルが長すぎる。略し「いつ恋」と呼んでもらいたいようだが、はたして定着するか。内容がよければ口コミで拡がる。数字にとらわれることなく、いいドラマを作って欲しい。(月曜よる9時)

くろうさぎ

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