2024年 5月 3日 (金)

日銀総裁ひだるま ファンド以外に株

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

元日銀副総裁という肩書きで社外取締役を引き受ける

   JINビジネスニュースの取材に対し、ある金融ジャーナリストは福井総裁の株式取得の経緯をこう推測する。

「福井氏は富士通総研当時から、日銀への復帰を望んでいた。ただ、日銀はスキャンダルや旧大蔵省との関係で揺れ、復帰の目処は立たない。しかも、富士通総研後の引き受け先が無かったため、元日銀副総裁という肩書きで社外取締役を引き受け、株を取得する事になっていったのだろう」

   その後、新日銀法が制定され、大蔵省と日銀間のたすきがけ人事の慣行が廃止される。そして03年、新総裁として白羽の矢が立ったのが、福井氏だった。
   総裁になっても民間時代に取得した株式を手放さなかったのはなぜか。問題になるはずがない、という思い込みがあったかもしれない。

   06年6月16日の衆院財務金融委員会で、福井総裁は1,000万円投資した村上ファンドで、「年によっては数百万円の利益も出ていることがあった」と話した。金融業界や財界からも批判が続出、福井総裁は火ダルマ状態だ。

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