2024年 4月 25日 (木)

亀田擁護カキコミは 「プロ工作員」の仕業?

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TBSは「その件についてはよくわかりません」

   ほかにも、「工作活動」だと疑われているのが、同一人物による以下3つの発言だ。 TBSの放送免許剥奪を求めるネット上での署名活動を、発言ごとに角度を変えて批判している。

「お前らが騒いだってTBSのような大企業は揺るがないよ。マスコミ舐めんな」
「ネット署名とかは止めたほうがいいよ。俺達の個人情報が危険に晒される。この御時勢、何に使われるか分かったもんじゃない」
「あーあ、署名した先で危険な団体が個人情報を利用してるかもしれないのに・・・ 色んなヤバイ話もあるしね。俺はネット署名などしない。そもそもネット署名など同じ人間が偽名で何度も出来るので全く効力がない」

   もっとも、現状では、「亀田劣勢」の状況を覆すのに成功しているとはいえなさそうだ。

   この工作員が実際にA社に雇われているかどうかは分からない。ただ、ネット上ではA社が06年5月29日付けの大手新聞で「掲示板の中傷が加熱した場合は、書き込みで誘導し、悪意を緩和させる措置も取る」と紹介されていることを根拠にしたようだ。実際、A社が「亀田擁護の工作活動」を行っている、と決めつけるカキコミが多い。

   8月9日14時ごろ、2ちゃんねるの書き込みの削除を要請する「削除依頼」に、A社の名前で、こんな書き込みがあった。

「当社社員の顔写真が公開され、ひどい中傷を受けています。 写真自体は求人媒体に掲載されたものですが、肖像権の問題等含め、社員の生活の安全を脅かす危険もありますので、 削除をお願い致します。なお、当社は亀田選手、TBS様とは一切関係御座いません」

   A社とTBSは関係ない、との主張だ。J-CASTニュースでは、A社の社長に取材を試みた。電話に応対した若い女性は、

「社長は不在です。私は『TBSとは関係ない』と答えるように言われています」

と話した。TBSと契約しているのか、という問いには「それは答えられない」だった。

   一方、TBS広報部にはネットで起きている事態を説明したが、「その件についてはよくわかりません」と、特に肯定するでも否定するでもないコメントが返ってきた。

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