2024年 4月 30日 (火)

タイゾーくん 北海道出馬の裏事情

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タイゾー議員の相手は9期連続当選の大物

   タイゾー議員に限らず、選挙区を持たない比例選出の議員たちは、小選挙区での地盤探しに、てんてこまいだ。例えば、比例の名簿が限りなくビリに近かった、鈴木馨祐けいすけ議員(29)。比例南関東ブロックではタイゾーくんの一つ上の順位だった。すっかりタイゾー議員の影に隠れてしまったが、この人も「郵政選挙」では自分の選挙活動どころか、他人の選挙を応援していて、名簿に名前を載せていただけだった。
   鈴木議員、まだ選挙区は決まっていないようで、北海道一区へ挙手しただけでも、タイゾー議員的には、一歩リードという気持ちなのかもしれない。自身も旭川市出身で、パパは地元で大きな歯科病院を営んでいるので、縁のある地域だ。とはいえ、現職の横路孝弘議員は、9期連続当選の大物議員。どう考えても、パフォーマンス以外に武器のないタイゾー議員に勝ち目はなさそうだ。
   が、この無謀な申し出も、武部勤幹事長あってのことらしい。武部氏といえば、最近では永田町に街宣車が押し寄せ「武部派の立ち上げを画策しています」と批判されるなど、すっかり影の薄くなって、急速に影響力を失いつつある。
   小泉チルドレンから武部チルドレンへ、という選択しかないのだろうが、ほとんどの議員が前途多難なことは確かだ。

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