2019年 11月 22日 (金)

タレコミメールで判明 千野元アナブログの選挙違反

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   一通の匿名メールが静岡県沼津市の選挙管理委員会に送られてきた。元フジテレビアナウンサー千野志麻さんのブログが「公職選挙法違反」にあたると指摘する内容だった。千野さん本人には違反という意識はなかったようだが、ブログの問題部分は削除した。

「千野」と書かれた選挙カーの写真が違反

千野さんのブログにアップされた写真(一部カットしてあります)
千野さんのブログにアップされた写真(一部カットしてあります)

   問題とされたのは以下のような内容だった。

   千野さんはブログ「CHINO CHIC」に07年4月15日に「うぐいす嬢」というタイトルでこんなことを書いた。

「今日から父の選挙のお手伝いのため、沼津にしばらく滞在します。私は今日1日選挙カーに乗って、うぐいす嬢としてひたすら手を振っていました。はじめは恥ずかしかったのですが、皆さん手を振り返して下さるので、だんだん楽しくなっちゃいました。身を乗り出しちゃったりして!終わった時には、右手だけ筋肉痛になってしまいました(:_;)1週間頑張りま~す(^_-)」

   そして、「千野」と大きく書かれた選挙カーの前で、ピースサインして写る千野さんの写真がアップされていた。

   J-CASTニュースに対し、同市選挙管理委員会はこう説明する。

「問い合わせのメールが送られてきた後、ブログを実際に見て、内容が『違反』だと判断しました。その後、委員会が千野さんの(父親の)事務所に直接連絡し、千野さん側がブログの該当部分を削除したようです」

   「問題」となったのは写真。「千野」と書かれた選挙カーの前に千野さんが写っているため、これによって選挙を応援している様子が、アリアリとわかるからだ、という。

   公職選挙法で、明確にブログに言及している規制はないが、第142条に「選挙運動のために使用する文書図画は、規定された葉書やビラのほかは、頒布することができない」とあり、ブログは「文書図画」とみなされている。つまり、候補者は選挙期間中、HPやブログ、メールなどのやりとりは自粛しなければならないということだ。第三者もネットを通じた選挙運動は禁止されている。

「グレーゾーン」はかなり広い

   「公職選挙法違反」にあたるかどうかは、選挙管理委員会や警察の判断によるが、線引きは非常に難しい。

   沼津市選挙管理委員会の見解では、千野さんの文章は許容範囲だが、写真は不特定多数の人が見て「選挙運動のためのもの」とみなすため、「違反」と判断したのだという。

   ただ、(1)選挙に立候補している人の車に向かって手を振るという動作(2)候補者の名前、などをブログに書くくらいなら問題はない。明らかに「選挙運動のため」にブログを利用したと思われるような内容でなければ「違反」にならないという。つまり、グレーゾーンはかなり広いのだ。

   選挙に初めて立候補する候補者もいるため、各選挙管理委員会では選挙前に、「立候補予定者説明会」を行い、選挙活動の段取り、公職選挙法についても説明を行っている。同市選挙管理委員会は、

「若い人もベテランも、候補者自身はいろいろ調べているようで、公選法に詳しいですよ」

と話す。

   立候補する当事者は注意していても、関係者は、ついついブログに「不注意」なカキコミを行ってしまうようだ。

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