2024年 5月 8日 (水)

思い出の「制服」再現 「女高生リカちゃん」が人気

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制服のスカート丈の長さ、1ミリ単位で調整

   07年5月1日に創立100周年を迎える北海道の公立札幌東高校「記念事業協賛会」の場合は、100周年の記念品として、インパクトの強いものを、というわけで、「女子高生リカちゃん」が浮上した。
   卒業生や生徒の父母がメンバーとなる協賛会が、直接タカラトミーに連絡し、実際の制服を持ち込み、何度も打ち合わせて「女子高生リカちゃん」が完成した。
   協賛会メンバーはこう明かす。

「生地の質感から色合い、ネクタイの結び方に至るまで、本当に良くできていますよ。特に大変だったのはスカートの丈の長さでしょうね」

   スカートの丈が長すぎるとクラシカルな印象に、短すぎると校則違反になってしまう。結局は、「見る人がカワイイと思うような長さ」として、ひざ上になった。「やや校則違反」なんだそうだ。1ミリ単位で調整し、完成まで何度も作り直した。

   07年4月19日現在、5,000個限定販売のうち半数以上の予約があるという。卒業生や現役の生徒その保護者を対象に、送料と100周年協賛金含め2,500円(税込)。
   「女子高生リカちゃん」の注文先についてタカラトミー特注開発部は、

「伝統校からの注文が多いですね。例えば、親子とも同じ学校を卒業している方や、卒業生でなくても子どもの母校に愛校心があるとか、そういった方々が中心となって依頼されるようです。だからこそ制服に愛着のある人も多いのではないでしょうか」

と話している。
   ちなみに、タカラトミーは99年に、一般向け販売の「女子高生リカちゃんストラップ」として「ガングロリカちゃん」を販売した。ミニスカートにスーパールーズソックス、顔はもちろん黒々とした「ガングロメイク」だ。

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