ミクシィで薬物密売 違法コミュの「驚き実態」

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   SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)最大手の「ミクシィ(mixi)」を通じて薬物の密売が行われる事件が発生した。売買の交渉が行われたのは、薬物についての「コミュニティ」(ミクシィ上のグループ)。しかも、事件発生後の現在でも同種の「コミュニティ」は多数存在しており、ミクシィの管理能力が問われる問題になりそうだ。

ミクシィ内のコミュニティで売買交渉

mixiには「リタリン」のほか、薬物関係のコミュニティが多数存在する
mixiには「リタリン」のほか、薬物関係のコミュニティが多数存在する

   熊本県警は2007年6月28日、ミクシィに不正アクセスし、向精神薬「リタリン」を違法に販売したとして、不正アクセス禁止法違反、電磁的記録不正作出・供用罪、薬事法違反、麻薬取締法違反の容疑で、横浜市青葉区のA容疑者(24)を逮捕した。

   県警によると、熊本県植木町の女性が「ミクシィにログインできない」と県警に相談。県警は不正アクセスがあったと見て捜査していた。その後、捜査を進めていくうちに、A容疑者が浮上。女性がA容疑者と以前に別のSNSで知り合って、容疑者宅に遊びに行ったこともあった。

   そこで、ID・パスワードが同容疑者から盗み取られ、その後、勝手にID・パスワードが変更されていたことが発覚した。県警生活環境課はJ-CASTニュースに対し、「(A容疑者が女性と)メールのやりとりがあり、メールアドレスを知っていたため、パスワードを盗み見たか、あるいはキャッシュ機能によって入手したかのいずれかの可能性が高い」と説明しており、現在でも調査中だ。

   さらに、A容疑者は不正に入手したアカウントを06年10月~07年4月の間に使用し、ミクシィを通じて医療用の向精神薬「リタリン」を埼玉県の会社員ら3人に15~100錠を約7,000~4万円で販売した疑いがある。さらに、同サイト内で他の薬物などが販売された可能性もあるとして余罪を追及している。

   県警によれば、売買の交渉が行われたのはミクシィ内の「リタリン」に興味を持つ人たちが集うコミュニティ。ここで売買の交渉が行われた後、別のサイトでA容疑者が口座番号を教えるなどしていた。県警は、「違法と知りながら、(女性に)なりすまして薬物を売ろうとしていた可能性が高い」としている。

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