新規開業ラッシュの一方で撤退するホテルも
ホテル稼働率もここ3年で軒並み増加。神戸市内の大手6ホテルの客室稼働率は05年で68.4%、06年はそれより5.1ポイント増の73.5%に上った。さらに、観光シーズンの06年8月には90%近い稼働率を記録している(日銀神戸支店調べ)。
しかし、こうしたなかでも生き残りをかけた競争は厳しいようだ。神戸駅から徒歩2分の場所にあり、客室235室を誇るニューオータニ神戸ハーバーランドが09年末までに撤退することが相次いで報じられており、神戸に相次いで大型ホテルが誕生することで、生存競争がますます厳しくなるのは必至だ。