2024年 5月 4日 (土)

アイドル気取りの姫井告白本 民主県連「選挙前に不謹慎」

初めての方ご注目!プロミスなら最短1時間融資でお急ぎでも大丈夫!

「芸能界デビューではありません」

   姫井議員によると、告白本の狙いは、「主婦でも、子育てしながら自分を変えることができる。夢が実現できることを訴え、エールを送ること」だという。双葉社の担当者も、「地元に地盤がなく、結婚して子どもが2人いる。今までの政治家と違うタイプが、『姫の虎退治』の参院選で話題になるまでを語ってもらうことが目的。これは女性姫井としての自叙伝です」と説明する。「女性は誰でも姫になれる」が本のコンセプトだという。

   不倫騒動については、「そのときの苦い思い、経験を踏まえて、家族との絆が逆に強くなり、姫井自らが変わったことをつづっています」とこの担当者。

   すると、姫井議員は、不倫を認めたということなのか。J-CASTニュースがそのことをただすと、姫井議員は、「それに関してはノーコメントです」と答えた。やはり不倫疑惑「反論せず」作戦は続けているようだ。

   疑惑をあいまいにしながら、告白本では、まるでアイドルのように着飾った姫井議員のグラビアを8ページにわたって掲載した。双葉社の担当者によると、両肩を大胆に露出したお姫様風ドレス姿や脚を開いたサービスショットまである。報道で話題になったためか、同社には注文がかなり来ているという。初版は2万5000部だが、なくなればすぐに重版するとしている。年末には、テレビ局をはしごし、年明けにサイン会までする予定。

   もしや芸能界入り?と勘ぐるほどだが、姫井議員は、「芸能界デビューではありません。小池百合子さんだって、サイン会をしていますよね」とさらりとかわした。双葉社の担当者は、「それはないのでは。というより、堂々としているので政治家向き」と話す。

   ただ、民主党関係者の評価は、厳しい。党本部は、この件について「関わりを持っていません」(鳩山由紀夫幹事長)と逃げ腰だが、岡山県連幹部からは、「みんなの思いを踏みにじっている」と不満の声が上がっている。

   告白本では、不倫疑惑については、次のように書かれている。

「私は、私なりに語らない理由があった。今回の件は、これまでに味わったことのない経験でした。私が沈黙を守っていたのは、それは、相手の方へのできる限りの誠意のつもりでした」
「過去にとらわれるより、気持ちを切り替えて前に進んでほしい」

   今後の選挙では、有権者へもその誠意が伝わるだろうか。

1 2
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中