2018年 6月 24日 (日)

激安「1000円」理髪店と街の床屋さん どちらが生き残る?

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   「10分」という早さと「1000円」の安さを武器に、全国に368か店(2007年12月25日現在)を展開する「QB HOUSE」QB Net」(キュービーネット)。07年11月にイオンモール羽生店(埼玉県)や大塚駅前店(東京都)など5カ店、12月にもイオン富士南SC店(静岡県)と百合ヶ丘店(神奈川県)を出店し、相変わらず勢いがいい。ところが、理容業界からは「ひと頃ほど攻勢が強まっているという印象はない」(全国理容生活衛生同業組合連合会)との声が漏れる。激安店の出店は曲がり角にきたのか。

激安店は、女性が利用する美容院にも広がっている

「QB HOUSE」の店舗数は年々増加している
「QB HOUSE」の店舗数は年々増加している

   「QB HOUSE」の店舗数は2005年6月末で291か店、06年6月末が337か店で、07年6月末は357か店と年々増加している。07年6月以降も11か店増えていて、引き続き増勢傾向にある。ただ、一方で池袋メトロピア店(東京都)を11月に、真駒内駅店(北海道)を12月19日に閉店するなど、「スクラップ&ビルド」を繰り返している。

   理容業界の激安店は、女性が利用する美容院にも広がっている。「早い」「安い」「安心」をモットーに「オンリーワン プライス」の美容室「Shampoo」を展開する田谷は、全国に141か店(うち、Shampooは31か店)をもつ。「通常であれば5000円から6000円の料金をいただいていて、それを1900円でやるわけですから、単純に3倍の利用がないと採算はとれません。そうなるとおのずと出店できる場所は決まってきます」と話す。実際に地方の店舗を閉鎖したこともあるという。

   集客力のある、立地条件のよい「場所」でないと採算に合わないし、「同じ地域であっても、(立地を)見直して移転出店することもある」という。田谷では、新規出店の余地はまだあるとしたうえで、ただし「若いスタッフが育たないと新規出店はできません。それもあって、最近は出店を見合わせています」としている。「安かろう、悪かろう」では「看板」にかかわる。スタッフ教育に腐心している。

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