2019年 12月 14日 (土)

日産GT-Rは客寄せパンダ 「試乗は困る」という販売店も

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   日産自動車の元気さを示したとも言われている「NISSAN GT-R」。

   2007年9月の先行受注開始から2カ月弱で月販計画の11倍超の受注実績をあげるなど、日産が予想した以上に人気の高い商品となっている。2007年12月6日発売され、実車を見ようと展示車を置く販売店舗を訪れるユーザーは多い。だが販売店ではその動きに不安を隠せない。受注は好調でも1台800万円もする車を日産がどれだけ供給してくれるのか。新車販売が厳しい環境の中で、販売店は「量を稼げない車の展示車や試乗車に傷が付いたら大変」だと心配している。

「走り屋」や購買力無いマニアが訪れることを警戒

販売店はGT-Rの扱いに苦心している
販売店はGT-Rの扱いに苦心している

   GT-Rの月販計画は200台。9月26日の購入予約開始から11月14日の時点までの累計予約台数は2282台となり、その後も受注は伸び続けているという。生産する栃木工場での生産計画は月間1000台。このうち国内向けにどこまで供給されるのかが大きな関心事だが、生産台数すべてが国内に回されることはあるわけがなく、販売店の収益に対する貢献度は低い車となっている。

   このため販売店では777万~834万7500円という高額車の扱いに苦労している。GT-Rの展示車や試乗車を置くのは、日産が認定した販売店舗内に設けた日産ハイパフォーマンスセンター(NHPC)のみが原則。ユーザーにしてみれば全国160カ所のNHPCに行けば、試乗ができると考えるのはあたりまえだ。しかし販売店側は高額車を試乗車として提供することに難色を示している。

   とくにGT-Rの試乗に「走り屋」やGT-Rの購買力が無いマニアたちが訪れることを警戒。高額かつ走行性能の高いスーパーカーで供給台数も少ないからこそ、公道でその高性能な走りを試されては周辺地域に迷惑をかける。それだけでなく、もしも傷でも付いたら代わりの車は用意し難い。販売店にとってGT-Rは、リスクの高い車と考えられているのだ。

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