2024年 4月 26日 (金)

「石原銀行」への追加出資、都知事の責任追及「厳しく」

   東京都が経営不振に陥っている新銀行東京に400億円の追加出資を都議会に提案したことについて、都議会民主党は石原慎太郎都知事の責任を厳しく責任追及していく。2008年2月22日、J-CASTニュースの取材に、都議会民主党の幹部が答えた。
   2月20日に開かれた都議会の施政方針演説で、石原都知事は「懸命に努力している融資先の中小企業の経営に重大な影響を及ぼすことはしてはならない」などと銀行経営への理解を求めたが、「再建への実効性が伴わない」と疑問の声がある。
   新銀行東京は中小企業の支援を掲げて、石原都知事の「肝煎り」でスタートしたが、多額の焦げ付きで08年3月期の累積損失が1000億円に達する見込み。都議会民主党は「責任追及は当然。かなりの時間を割くことになると思う」と、徹底追及する構えだ。
   新銀行東京は20日、この追加出資を含む再建計画を発表。2012年3月末までに、人員を現在の4分の1の120人に削減。店舗も6か店から1か店にすることなどで2011年度の黒字化をめざす、としている。

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