2024年 5月 7日 (火)

野村の対応にブーイング 社内処分の資料配布せず

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「野村は反省していないと批判されても仕方がない」

   この野村の対応を知ったある大手証券会社関係者は、「社長が証券業界の信頼を損ねたと反省するならば、社内処分を公表するのは当然」と指摘。「質問されたから社内処分を答えたが、名前は隠すという行為は、『野村は反省していない』と批判されても仕方がない」と述べた。別の市場関係者は「社内処分を隠すような野村の態度には業界最大手は何しても許される、というおごりが感じられる」と手厳しい。

   結局、野村は6日深夜になって社内処分の詳細や、処分者の氏名をようやく公表したが、報道関係者らは「渡部社長が謝罪して、自ら減棒処分を科したのは、世間を騒がせたので仕方がないから謝罪したように見える」と野村の対応を強く批判した。社内処分に関して満足な広報もできない野村が信頼を回復するのには、まだ時間がかかりそうだ。

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