2019年 4月 25日 (木)

外とかどこも出られへんかった ホンマ、バッシングの最中は辛かった
亀田興毅選手に聞く

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   日本ボクシング界になにかと話題を提供してきた元WBA世界ライトフライ級チャンピオンの亀田興毅選手。独立後、メキシコで行われた試合で大差の判定勝ちを収めた。大晦日には弟の大毅選手を破ったWBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助選手とのマッチメイクも囁かれている。ボクシングへの思いや、今後の抱負や展開を聞いた。

――様々な経緯を経て「亀田ジム」が誕生したわけですが、自分を世界チャンピオンに育ててくれた「協栄ジム」を離れることに不安はありませんでしたか。

亀田 なんでもマイナスに考えんと、プラスに考えて行くのがオレの性格やから。だから協栄ジムを辞めたところで、またええ方向に考えて、もっともっと「亀田」という名前を売ったらええやん、ってそういう気持ちでやっているから、協栄を離れて悲しいというのはなかった。悲しいと考えたら、悲しい方向に行ってしまう。何でもプラスに考えるようにして、腹が立っても、いい方向に考えていかんと明日につながっていけへん。海外でもどこでも試合はできるわけやから、実際にメキシコで試合しているわけやし。

「やっぱりな、今後イメージも良くなって、いいようになってくれたら!すぐにはできへんけど…」

インタビューに答える亀田興毅選手
インタビューに答える亀田興毅選手

――メキシコに渡ってよかったと思っていますか。

亀田 実際は孤独やし、難しいことも多かった。体重の調整とか、今までとは勝手が違うから。練習時間も全然違うし、飛行機乗っていろんな州を行ったり来たりし、スパーリングしたりとか。日本だと何でもスムーズに進んで、キッチリしているけど、メキシコはその場その場の話で、突然試合が無くなったりするし、オレなんか2回試合がキャンセルになっているわけやから…。難しかったけど、(三男の)和毅が向こうでずっと生活してやってるわけやんか。そんな姿を見ているわけやから、オレが長男やのに、兄貴やのに何をしているんやと。オレができないのはおかしいやん、と。3ヶ月間向こうにおって、あの難しい状況の中でやってきた3ヶ月というのは、オレの中で今まで一番ためになった時間ですよ。

――そして「亀田ジム」が承認され設立されました。本当はいつかは独立ジムを作る予定があったのではないですか。

亀田 後々は、という考えはあったよ、亀田ジム。これから大毅が世界チャンピオンになって、和毅が世界チャンピオンになって、そのときには大きなビルを建てて経営していく。そういうふうなことを考えているよ。今は練習生を取ることはしてないけど、まぁ電話かかってきて「入らせてください」といったら断ることはできない。こちらから募集はせえへんみたいやけど。

――「一国一城の主」になったようなものですから、自由にボクシング活動ができるのではないですか。

亀田 でもまぁ、これからボクシング界の先輩方の色々な意見やアドバイスを聞いて、ボクシング界を盛り上げるようできる範囲で協力してやっていきたい。亀田ジムも(後見人の渡辺ジムの)渡辺会長が、協力してくれたおかげでできたわけやから。感謝している。やっぱりな、今後イメージも良くなって、いいようになってくれたら!すぐにはできへんけど…。ちょっとずつの積み重ねで良いようになって、協力してくれた人に泥を塗らんように、協力してよかったなと思ってもらえるようにこれからもやっていきたい。

――「亀田一家」に対するバッシングが相当ありました。どう感じていましたか。

亀田 新聞、雑誌に作られたイメージがあると思う。マスコミも仕事やから売れるように面白おかしく見出し作ったりするやんか?それはそれで仕方ないと思うけど、ある程度一線を越えんようにマスコミ側もやってもらいたい。こっちはこっちで変えていくよう努力するように、マスコミも変わってもらわないと、ボクシング界も良くならないと思う。オレはバッシングされても潰れへんし、夢があるからそれに向かって突き進んで行くだけやから叩かれても気にせぇへんけど、これから努力して上がってくる選手をまた叩いたりしたら、スポーツ自体が腐ってしまうから。俺は夢に向かって突き進んでいくだけ。
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