円高で貿易「指標」軒並みダウン ソニーなども苦戦

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   米国発の金融危機で混乱する外国為替市場で急激に円高が進んだことから、貿易関連の指標が軒並みダウンしている。財務省が2008年10月23日に発表した08年上期の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支の黒字幅は前年同期比85.6%減少して8020億円になり、26年ぶりに1兆円を割った。対米の貿易黒字は27.5%減で3期連続のマイナス。

   また、同日発表された9月の貿易黒字は前年同月比94.1%減の951億円で、2か月ぶりに黒字に転じたものの、前年水準は下回った。

   一方、輸出頼みの日本経済にあって、企業の業績への悪影響も避けられない。ソニーは23日、2009年3月期の連結営業利益が前期比58%減の2000億円になるとの見通しを発表した。円高進行で利益が大幅に圧縮された。電機業界では、東芝やNEC、シャープも下方修正している。

   24日の東京外為市場はさらに円高が進み、1ドル=94円台に突入した。

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