2021年 9月 18日 (土)

「ボージョレ・ヌーボー」ブーム終わった 輸入量年々減少

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   フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」。解禁日が近づくと何かとにぎやかな話題になるのが普通だが、2008年は様子がちょっと違う。スーパー西友が販売価格を値下げすると発表したのだ。ブームから一転、人気に陰りが出てきているようで、輸入量も減っている。その一方で、ボージョレに代わって若い女性に人気を集めているのが、「スパークリングワイン」だという。

サントリー18%減、サッポロビール22%減

   フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が2008年11月20日に解禁された。毎年、解禁前から大騒ぎになるが、今年は異変が起きた。

   大手スーパーマーケットの西友は11月17日、ボージョレを値下げすると発表した。「フランソワ・フッシェ ボジョレーヌーヴォー」(750ミリリットル)は1390 円、「フランソワ・フッシェ ボジョレー・ヴィラージュヌーヴォー」(同)は1489 円で販売する。前年は同メーカー、同ブランドを1900~2000円で売っていた。値下げの理由について、西友は「円高差益分を還元するため」としているが、解禁前に値下げすることも1500 円を切る低価格での販売も、珍しいという。

   イオンも円高還元を理由に、1780円で販売する予定だったボージョレを1280円にすると11月19日に発表。これに対抗して西友は同日、当初の値下げ価格(1390円)からさらに下げて、1279円にすると発表した。

   フランス食品振興会によると、ボージョレの日本への輸出量は年々減っている。04年の104万ケースがピークで、それ以降は05年97万ケース、06年95万ケース、07年68万ケースとなっている(1ケースは750ミリリットル瓶12本で算出、以下同)。

   08年のボージョレ市場は、さらに縮小すると見られている。ワイン大手が受注したボージョレは、07年に比べて2桁の単位で減っている。サントリーは前年比18%減の18万8500ケース、サッポロビールは22%減の1万8000ケースだった。

   サントリーの広報担当者は削減理由について、前年に比べて解禁日が5日遅く、商戦期間が短いことを挙げている。

   サッポロビールの広報担当者は、こう語る。

「近年、ブームが落ち着いてきたこともあって、流通サイドは在庫が出ないように仕入れを抑える傾向にあるようです。古くなった『新酒』は売れませんからね。業界では、消費が落ち込んだというよりは、この数年が『異常なブーム』だったと見ています」
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