2020年 10月 26日 (月)

電機総崩れの中で三菱電機健闘 秘密は法人向け事業に「選択と集中」

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   世界的な景気悪化と円高が進み、電機大手はどこも2009年3月期連結最終損益が数千億の赤字になる見通しと、総崩れ状態だ。そうした中で、三菱電機は最終利益を1200億円から100億円に下方修正したが、黒字を死守する構えだ。家電や自動車などの個人消費財に比べて、需要変動が小さい法人向け事業に「選択と集中」したことが功を奏した。

「重電システムなどのB to Bが比較的よかった」

   電機大手は続々と2009年3月期の連結最終損益見通しを下方修正している。日立製作所が過去最悪の7000億円、東芝が2800億円、ソニーも1500億円の最終赤字を予想している。

   かつて半導体と原子力発電に「選択と集中」してもてはやされた東芝は、半導体不況のあおりを受けて「沈没」。他メーカーとの事業統合を模索しているとも報じられている。グループ全体で3月末までに派遣社員を4500人削減するなど、雇用にも深刻な影響が及んでいる。

   三菱電機は09年2月2日、3月期の業績見通しを下方修正した。売上高が3兆6000億円(従来予想は3兆9000億円)、営業利益が1200億円(2200億円)、最終利益が100億円(1200億円)の見込み。

   世界的な景気後退下で需要減少や円高が進み、主力の産業メカトロニクスや電子デバイス、家庭電器の各部門で売上げ減となっている。45%出資している半導体大手、ルネサステクノロジも業績が悪化している。

   それにもかかわらず100億円の黒字を確保できる理由について、三菱電機広報課の担当者はこう説明する。

「上期まで各部門で売上げを出しており、貯金を確保していたこと、第3四半期については重電システムなどのB to B(会社間取引)が比較的よかったことが挙げられます」
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