経営者の6割超が「ベア実施しない」

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   民間調査会社の労務行政研究所が2009年2月5日に発表した「2009年賃上げ見通し-労使、学識者444人アンケート調査」によると、経営者の66.2%が09年のベースアップを「実施しない予定」と答えた。「実施する予定」は10.4%にとどまった。

   労働側も「実施すべき」と答えた割合が08年の71.2%から64.0%と前年に比べて7.2ポイント減少したことから、労働側としても経営環境や雇用情勢の悪化からベアの実施について厳しい見通しを抱いていることがうかがえる。

   また、帝国データバンクが2月4日に発表した「2009年度の賃金動向に関する企業の意識調査」でも、ベースアップや賞与・一時金の引き上げなどの賃金改善が「ある(見込み)」と回答した企業は1万822社中3018社(27.9%)となり、08年度見込みの45.0%から17.1ポイントの大幅に減少した。

   同社によると、企業からは「100年に1度といわれる、先の見えない経済状況では、すべての経費支出に対して慎重にならざるを得ない」などの声があったとしている。

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