こめ油の自給目指し、「油糧米」研究始まる

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   農林水産先端技術産業振興センターにある「新品種産業化研究会」は、こめ油などの原料となる「油糧米」の活用拡大へ向けた取り組みを始める、と2009年3月2日の日本農業新聞が報じた。

   同研究会は、この取り組みのために09年1月から分科会を設置している。産学官・農工商連携で、こめ油に向く多収穫米品種の開発や、精製技術の向上などを目的に、関連情報の交換と共同研究の推進を検討する。こめ油は米ぬかを搾って作られるもので、消費拡大や有効利用で将来の産業化を目指すという。

   新品種産業化研究会事務局はJ-CASTニュースの取材に対し、

「こめ油は日本国内で唯一自給できる油で、これを有効活用していきたい」

と話す。現状の年間生産量は「国内に供給されている植物油の2%程度」ということだが、「(こめ油は)栄養学的にも良いもの」で、業界では菓子や飲食店などでも幅広く使用されているという。具体的には、「米ぬかが大きく酵素活性の低い『こめ油を取りやすい品種』の開発」から始め、休耕田を利用することも検討しているそうだ。

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