2024年 4月 28日 (日)

富士重電気自動車の成否 トヨタ、ダイハツとの調整がカギ

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トヨタがEV商品化に意欲的になれば、協力関係を後押し

   スバルがEVを事業化するうえでトヨタのEVへのスタンスが持つ意味は大きい。トヨタがEVの商品化に意欲的になれば、スバルの技術の蓄積が魅力を増し協力関係を後押しするからだ。過去に鉛電池などでEVに意欲的だったこともあるダイハツは現在EVにほぼノータッチの状態だが、必要があればトヨタのリードのもとで3社が連携すると見られる。ダイハツは09年秋から富士重に軽自動車のOEM供給を始めることになっている。

   富士重のEV技術が、充電可能なプラグインHVに活かされる可能性もある。いずれにせよ富士重のEVの事業化はトヨタ、ダイハツとの調整抜きにはありえない。自社完結のプロジェクトに比べかかる工数は多く、相手の事情にも左右される。反面、実現すれば量産効果が期待できる。スバルらしいEVをファンが買える日は来るだろうか。

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