2019年 1月 21日 (月)

黒船ペリーがパワポで開国提案 新入社員の研修に役立つ?

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   もしペリーがパワーポイントを使って開国を提案してきたら――。そんな事態を想定したネット記事が人気だ。はてなブックマークが2000近くつき、「新入社員は必読」などとネット上で大きな話題となっている。

   話題になっているのは、ニフティが運営するエンタメ系サイト「デイリーポータルZ」に2010年2月21日掲載された「ペリーがパワポで提案書を持ってきたら」という記事で、書いたのは同サイトのウェブマスター・林雄司さんだ。

「東アジアとアメリカ合衆国のシナジー創出」

デイリーポータルZの記事
デイリーポータルZの記事

   幕末、浦賀に来航したペリーになったつもりで、マイクロソフト・パワーポイントを使った提案書を作ってみたというもので、表紙ページは「開国のご提案」。署名は「東インド艦隊 司令官 ペリー」となっている。

   次ページが「弊艦隊のご紹介」で、ペリーと艦隊のプロフィールを記載。ミッションは「東アジアとアメリカ合衆国のシナジー創出」とされている。シナジーは通常「相乗効果」などと訳される言葉だ。開国はアメリカが一方的に要求したが、「そういう場合、たいていメリットは片方にしかありません」。その後も通商条約締結で「win-winの関係」という「王道の提案書語」を入れている。

   そして、実際に開国するに当たっての計画、「スキーム」を説明する。日本はアメリカに燃料や水を提供する代わりに、アメリカは日本に通信機や時計など、当時の最先端技術を使った献上品を提供する。

   また、「パナマ運河横断体験つき」の使節団受け入れや、外交官タウンゼント・ハリスの24時間対応など、「万全のサポート体制」を約束。最後は握手のイラスト付きで「新時代アライアンスによるコアコンピタンスの最適化を!」という抽象的なメッセージで結んだ。

   いずれのページでも、グラフやイラストを多用してパワーポイント臭さを出すとともに、カタカナのビジネス用語を連発。幕末の浦賀にやってきたペリー艦隊の開国要求を、プレゼン発表風の資料に仕立てている。

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