2019年 5月 20日 (月)

米紙に「哀れで頭おかしい」  ここまで言われる鳩山首相

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   核安全保障サミットの夕食会の場で、オバマ大統領と「ある意味じっくり話ができた」と胸を張った鳩山首相だが、実際はすれ違いで、米国側が不信感を強めただけというのが真相らしい。

   わずか10分間の会談の中で、オバマ大統領が鳩山首相に対して「きちんと責任を取れるのか」と発言したとも報じられているほか、米高級紙にも「サミット祭典での最大の敗者」「日に日に頭がおかしくなっている」と酷評される有様だ。記事に対して、日本政府は「一国の首脳に対する表現として非礼」と批判したが、そんな報道が出るほど両国間は冷えきっているのかもしれない。

オバマ大統領が「きちんと責任を取れるのか」

鳩山首相は、米高級紙のワシントン・ポストでも酷評されている
鳩山首相は、米高級紙のワシントン・ポストでも酷評されている

   鳩山首相は2010年4月12日(米国東部時間)、夕食会での10分間の会談について、「ある意味、じっくりと2人だけで話ができました」と振り返った。オバマ大統領の反応については「私の方から申し上げるべきではない」として明らかにしなかった。

   会談時間10分のうち、イランの核開発疑惑にも相当時間が割かれており、普天間問題の話ができたのは、せいぜい5分程度だとみられる。間に通訳を入れたとすれば、実質的な話が出来る時間は、さらにその半分だ。そのわずかな時間をめぐっても、米国側の不信感が浮き彫りになっている。

   日本経済新聞が4月15日に「日米関係筋」の話として伝えたところによると、夕食会の席上で、鳩山首相が隣の席に座るオバマ大統領に「5月末までに決着させたい。大統領もぜひ協力願いたい」と述べたところ、オバマ大統領は「しかし、進展していない」と述べたとされる。また、時事通信では、「日米両政府の複数の関係者」の話として、オバマ大統領は鳩山首相に「きちんと責任を取れるのか」と発言したことを伝えている。

   米メディアからの反応も厳しい。米高級紙のワシントン・ポストは4月14日の紙面で、「サミットの首脳の中では胡錦涛が一番だった」と題したコラムを掲載。著名なコラムニストのアル・カメン氏が執筆したもので、サミットに集まった各国首脳36人を「勝者」と「敗者」に分けて論じている。記事では、オバマ大統領と90分間も会談した中国の胡錦涛国家主席を、勝者の筆頭格と評価。胡錦涛主席以外にも、ヨルダンのアブドラ国王、マレーシアのラザブ首相、ウクライナのヤヌコビッチ大統領、アルメニアのサルキシャン大統領、ナイジェリアのジョナサン大統領代行、エジプトのアブルゲイト外相が、オバマ大統領との個別会談を行うことができたとして「勝者」として紹介された。

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