2024年 4月 29日 (月)

金急騰で貴金属店2時間待ち 売却する中高年女性であふれる

ネックレスや指輪は持ち込み制限も

   一方、世界的な金の高騰で、金地金やゴールドジュエリーを売買しようと貴金属店を訪れる人も増えている。GINZA TANAKAは、「連休明けぐらいから混み合ってきました。多いときには2時間待ちで、待ちきれずに出直される方もいます」と話している。週末の午後は、とくに混んでいるそうだ。

   田中貴金属工業では金地金の売買のほか、貴金属リサイクルの「RE TANAKA(リ・タナカ)」で不要になったネックレスや指輪、イヤリングなどを買い取っていて、こちらも中高年の女性客でにぎわう。銀座本店は地金の受付窓口と、「リ・タナカ」の窓口とを分けているが、新宿店や横浜元町店などは窓口が一つなので、持ち込み点数を一人10点にしぼらなければならないほど。「1点1点鑑定していて時間がかかるため、制限させてもらっています」(広報セクション)と説明する。

   価格の上昇で売りが圧倒的と思われがちだが、「さらなる値上がりを期待して買っていく人もいます」という。

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