2024年 4月 30日 (火)

民主「参院選惨敗」予測 「40議席割る」に党内動揺

支持率は「危険水域」続く

   内閣支持率の続落傾向も止まらない。読売新聞では24%(5月10日朝刊)、朝日新聞21%(5月17日朝刊)、毎日新聞23%(同)と、いずれも30%割れの「危険水域」だ。5月14日に時事通信が報じた数字は19%で、ついに20%も割ってしまった。7月参院選での比例代表の投票先の世論調査を見ても、民主党に入れると答えた人は、読売は19%(「自民に」は13%)、朝日24%(自民19%)、毎日22%(自民18%)で、横ばいの朝日以外は、約1か月前の調査時より数字を下げている。

   普天間問題を巡る鳩山首相の「5月決着公約違反」による辞任説はうやむやになった。首相は6月以降も辞める気はなく、党内からも「鳩山降ろし」の動きは出て来ない。小沢一郎幹事長の資金管理団体を巡る「政治と金」の問題も、くすぶったままだが「辞職」の話は聞こえてこない。

   前回好評だった「事業仕分け」の第2弾が5月25日に終わったばかりだが、支持率の大幅回復に寄与するほどの熱気は見受けられない。民主党がよみがえる「妙手」はあるのだろうか。

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