2019年 10月 22日 (火)

居酒屋「低価格競争」激化 ワタミ、コロワイド、焼酎無料…

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   居酒屋の低価格競争が激しさを増している。大手ワタミは料理の7、8割が250円というセルフ式の低価格業態をオープンする予定だ。このほか、400円以下のメニューを増やすチェーンや、料理と飲料が全品270円という居酒屋が急拡大している。焼酎を無料で提供する店も登場した。

   居酒屋大手のワタミは2010年6月下旬から7月上旬を目途に、低価格の新業態を都内に出店し、年内に10店舗まで増やす計画だ。

ワタミはセルフ式居酒屋をオープン

甘太郎「温泉玉子のシーザーサラダ」399円(税込み418円)
甘太郎「温泉玉子のシーザーサラダ」399円(税込み418円)

   ワタミの新業態は、料理の7、8割が1品250円で、それ以外は500円。低価格の秘けつは人件費を抑えたこと。お客はテーブルの端末で注文し、料理は自分でカウンターまで取りに行くセルフ式を採用した。「和民」の客単価が2600円なのに対し、新業態は1800円を想定している。

   同社広報担当者は、

「会社員を中心に30分~1時間飲みたいという『ちょい飲み需要』があり、マーケットを拡大できると考えました。また09年夏から消費が伸び悩み、市場は緩やかに縮小するだろうと見て、低価格業態にしました」

と話す。

   コロワイドは居酒屋「甘太郎」で5月から299円と399円のメニューを増やし、400円以下のメニューが全体の約4割を占めるようにした。ビールは30円引き、ハイボール50円引きにし、サワーやカクテルも値下げした。3月に値下げを先行した6店舗では、客数が10%増えた。

   低価格居酒屋のパイオニアは居酒屋「東方見聞録」「月の雫」などを展開する三光マーケティングフーズだ。

   「全品270円居酒屋」を85店舗、出店している(5月31日現在)。サラダ、寿司、1品料理、デザートなど全料理と、生ビール、カクテル、サワーなど全飲料が270円(税込み284円)だ。20、30歳代が多く、客単価は2000円前後。

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