2024年 4月 29日 (月)

コーヒー「ウチ飲み」志向強まる スティックタイプにスターバックス本格参入

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スターバックス初の「こだわり」のドリップ式

ギフト用に発売した「スターバックス オリガミ(R) パーソナルドリップTMコーヒー」(写真は、スターバックスのディレクター、ポール・クラフト氏)
ギフト用に発売した「スターバックス オリガミ(R) パーソナルドリップTMコーヒー」(写真は、スターバックスのディレクター、ポール・クラフト氏)

   さらに、全国の百貨店では「スターバックス オリガミ(R) パーソナルドリップTMコーヒー」をギフト商品として販売した。この商品は、スターバックスが味の素ゼネラルフーズ(AGF)の協力を得て、初めて手がけたドリップ式の家庭用コーヒーで、日本でのプロジェクトネームの「オリガミ」をそのまま商品名にした。「日本発」の商品として、世界に先がけて発売。今後、海外での販売も検討していく。

   コーヒーはお中元やお歳暮などのギフト用商品でもある。AGFとしても、「スターバックス」という、高級感のあるブランドの「オリガミ」を取り扱うことで、「AGFの市場拡大にプラスになる」としている。

   一方、インスタントコーヒー最大手のネスレ日本は、新製法の「挽き豆包み製法」を導入した新「ネスカフェ 香味焙煎」を9月1日から投入する。レギュラーコーヒーの香りと味わいを残しながら、高級感のある「ソリュブルコーヒー」として売り出す。家庭でふだん飲むコーヒーだからこそ、上質のコーヒーを楽しみたいというニーズは多く、高級志向に熱い視線を寄せている。

   家庭用コーヒー市場の次なるキーワードは「高級感」のようだが、これも激戦の様相だ。スターバックスのポール・クラフト氏は「限られた市場で争うのではなく、新しいプレミアムカテゴリーを創造することで、マーケットの拡大をめざしていきたい」と話している。

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