全国の倒産件数10年上半期は15.2％減

   東京商工リサーチが2010年10月8日に発表した10年上半期(4～9月)の全国企業倒産状況によると、倒産件数は前年同期比15.2％減の6555件で、4年ぶりに年度上半期7000件を下回った。倒産による従業員被害者数は4万6634人で年度上半期としては19年ぶりに5万人を割った。倒産が増加したのは農・林・漁・鉱業の同63.6％増だけで、不動産業24.5％減、製造業19.1％減、運輸業17.5％減、卸売業16.4％減など10産業のうち9産業で倒産が減少した。